目次
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著者等紹介
松田力[マツダツトム]
昭和25年東京生まれ。日本大学理工学部建築学科卒。米国カンザス大学大学院建築都市研究科修了。国内外の建築設計事務所勤務を経て現在、有)松田建築設計事務所代表。愛知産業大学講師。元日本建築家協会会員、日本ペンクラブ会員。一級建築士(管理建築士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
71
読友さんのレビューで読みたくなった本です。 世界に誇れる東京の建築遺産を巡る全50ルート、約500の建物が紹介されています。1ルートあたり約10の建物に出会える約1時間の散歩コース。 写真もたくさん掲載されているし、地図もわかりやすいです。 なんといっても、プロの建築家による紹介文が愉快! 歯に衣着せず堂々と語っていて、なかなかに痛快な文章です。東京都内の散歩ガイドとしてとても面白いです。2025/02/11
夜長月🌙新潮部
68
東京建築とありますがその中でも明治から昭和の近代建築に限って紹介されています。私はいわゆるレトロ建築を実際に見る(できれば中にも入る)のが好きなので格好の指南書となります。さんぽマップとあるとおりモデルコースが地図でわかりやすく記載されています。あたたかくなって来ましたし、いくつか巡ってみたいと思います。2023/03/07
シフォン
30
東京の建築物が50のルートで450か所が紹介されている。知っている建物、お気に入りの建物が多く掲載されているのは嬉しい。しかしながら老朽化や再開発のために取り壊されてしまう建物もあるので、お気に入りの建物には何度でも足を運ばなくてはと思う。番町・霞が関エリア、世田谷区エリアってあまり行ってないかも。都会にたたずんでいる木造の家屋、神田のまつや、竹むらはいつまでも残ってほしい。2025/01/25
Toshi
22
ただ単に東京の近代建築を紹介するだけでなく、タイトルどおり、自分の足で見て歩くことを前提に、ルートごとにマップとともに紹介したガイドブック。そのため、建物の説明も短く、写真も小さくなってしまった。仕方がないとは思うものの、ちょっと残念。普段何気なく前を通り過ぎていた建物も、由緒を知ると次は足を止めて見てみようかなと。2025/04/03
多喜夢
8
まだまだ都内の知らない建物が多いことを実感。本書片手にさらに街歩きが楽しくなりそう。本書は2022年12月の最新改訂版だというが、情報はほとんど2015年の一部改訂時のまま。建築物もある日突然、無くなってしまうということは多々ある。山の上ホテルも休館となり、今のうちに見ておかないと跡形もなくなってしまう建物も多い。2024/02/17