出版社内容情報
伏図とは、一般の平面図では下記表せない構造的な組みかたを表した平面図。本書はその伏図をマスターできる、業界初の木造の伏図設計完全ガイドです。架構に無理がないか簡易にチェックができるよう、独自の「直下率チェック図」「構造ブロック図」を用い、難しい構造計算なしで簡単に伏図を描くコツを大公開します。また、実際に事故が発生したプランをもとに、その原因を探り、伏図の修正案も解説します。意匠設計・構造設計・建築資格受験者はもちろん、建築を学ぶすべての人に必携の教科書的1冊です。
内容説明
難しい構造計算はいっさいなしで、伏図の描き方・見方がまるわかり。架構設計・伏図の決定版。
目次
第1章 誰でも分かる伏図作成テクニック(壁・柱直下率チェック図を作成する;構造ブロックを設定する;2階母屋伏図・2階小屋伏図を描く;2階床伏図を描く;1階床伏図を描く;基礎伏図を描く;知っておきたい設計ポイント)
第2章 構造用合板を使用した剛床の床伏図のポイント
第3章 2階床の不陸事例の分析から、設計の基本を学ぼう
第3章 資料集
著者等紹介
松留愼一郎[マツドメシンイチロウ]
職業能力開発総合大学校名誉教授。木造構法の研究・開発が専門。東京大学建築学科・同大学院博士課程修了。博士(工学)。現代構法から伝統構法まで、木造構法の再評価と普及をめざす。NPO木の建築フォラム代表理事、同「現代木割術研究会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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