医者にまかせてはいけない

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医者にまかせてはいけない

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  • サイズ 46判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784767829944
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0077

出版社内容情報

過剰な「健康志向」が実は「不健康」の原因? 過剰な報道、相次ぐデマに踊らされず「健康」、そして「医療」と向き合うコツ。怪しい健康情報を人はなぜ信じてしまうのか?自分を守る「医療リテラシー」の身に着け方を伝授。●反ワクチン、度重なるデマ、テレビの過剰な報道に「騙されない」情報リテラシーの身に着け方●「新薬」のほうが従来の薬より必ず良いとは限らない●治療を「医師にお任せしない」。自分の身体のことは自分の頭で考えて情報収集し、向き合うべき●適量の「タバコ」と「お酒」は本当に健康に悪いのか?●バナナで血圧は下がらないし、糖質制限は体に負担が かかるだけ。大半の人がリバウンドをする。 他

内容説明

「医療コミュ障」の日本人に送る、医師と患者の対等な関係のつくり方。

目次

第1章 自粛をやめてハワイへ行こう―「コロナ禍」で私たちは何を失ったのか?(ワクチン証明書は実現が困難;3回目のワクチン接種は必要か? ほか)
第2章 酒やタバコがたしなめない社会―「生活習慣」という名の被害者バッシング(高血圧は客観的ではない;なぜ患者は治療すべきかどうか自分で決められないのか ほか)
第3章 健康診断はナルシシズム―生権力に身体を差し出す現代人(検診で大腸がん死を防げる確率は1%未満;欧米では胃がん検診が行われていない ほか)
第4章 お医者さんにおまかせしないで!―医療の意思決定ができない日本人(医者はもともと権威づけられた存在;医者の権威を実現するためベンツに乗る ほか)
第5章 病院に行っていいのはどんなとき?―医療を変えるために患者がやるべきこと(若い人が医者になりたいと思う動機は?;『ブラック・ジャック』を読んで医者になった? ほか)

著者等紹介

大脇幸志郎[オオワキコウシロウ]
1983年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業後医師にはならず、フリーターを経験。その後出版社勤務、医療情報サイト運営の経験ののち医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mawaji

5
聞き手に対してちょっと厳しい物言いに思われますが、膨大なインプットのもとに率直に真摯に答えていると思いました。「生権力」「観察と監視」「医療とナルシシズム」などとても興味深く読みました。患者本人に決定権を戻すという方針はとても大事だと思います。「健康なほうがよいという価値観」というのは確かに当たり前過ぎて議論の対象にもならなかったのかもしれませんが何事も多様化の時代なので考えてみる価値はあるものと思われます。出生前診断等があまり議論されないまま技術が先行している現状を鑑みると尚更そのように感じられました。2022/11/20

おっとー

5
昨今、医療でもエビデンスの重要性が語られ、EBMなる語も流行しているが、意外と医療は曖昧な領域にある。健診/検診にしてもワクチンにしても人気の薬にしても、思っている以上にその効果は小さかったりする(ただし完全に無駄でもない)。だからこそ医師は自身の意見や権威性を押しつけるのではなく、この曖昧さを適切に説明し、患者も医師の判断に依存するのではなく、医療のあいまいさを引き受けた上で自分の人生の選択をする、こうした関係性こそが重要なのである。思考を放棄し、判断を専門家や権威者に委ねがちな現代への提言でもある。2022/06/04

鴨長石

3
医療はあくまで人生のサポート役であり、どう生きるかということは「医者にまかせてはいけない」。個人的には当たり前すぎる主張なのだが、本書のインタビュアーのように、生き方まで医者に訊くということに何の疑問も持たない人がどうやらこの国の多数派らしい。自分の人生は自分のものであり、どう生きるかは自分で決めるという人間の基本を日本人が取り戻さない限り、欧米のようなコロナ規制完全撤廃は難しいのだろう。暗澹たる気持ちになる。2022/03/04

水落健二

2
医療に対する過大な期待はやめましょう、という本。健康診断や各種検査、血圧などの基準は健康には関与していないという事実に衝撃を受けました。 コロコロとゴールポストを動かすコロナ対策と同じように、いろいろな基準は健康のためではなく医療側、製薬会社などの都合であるという。 成績優秀な医学部生はコミュ障だ、という話も聞くがそれが医者と患者との距離を遠ざけているのかもしれません。だけど患者側も自分の頭で目的を考え、その目的に合った行動を心がけないといけない、そう思いました。2022/03/13

レティクル座に希望を見出だすCES

1
医師にすべてを決めてほしがるような、いかにも患者めいた患者から脱却すべきという論旨だった。でも、私自身の経験や、作者がインターネット上で論戦している相手を見ると、医師側がそれを望んでいるようには見えないな。2022/05/23

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