出版社内容情報
過剰な「健康志向」が実は「不健康」の原因? 過剰な報道、相次ぐデマに踊らされず「健康」、そして「医療」と向き合うコツ。怪しい健康情報を人はなぜ信じてしまうのか?自分を守る「医療リテラシー」の身に着け方を伝授。●反ワクチン、度重なるデマ、テレビの過剰な報道に「騙されない」情報リテラシーの身に着け方●「新薬」のほうが従来の薬より必ず良いとは限らない●治療を「医師にお任せしない」。自分の身体のことは自分の頭で考えて情報収集し、向き合うべき●適量の「タバコ」と「お酒」は本当に健康に悪いのか?●バナナで血圧は下がらないし、糖質制限は体に負担が かかるだけ。大半の人がリバウンドをする。 他
内容説明
「医療コミュ障」の日本人に送る、医師と患者の対等な関係のつくり方。
目次
第1章 自粛をやめてハワイへ行こう―「コロナ禍」で私たちは何を失ったのか?(ワクチン証明書は実現が困難;3回目のワクチン接種は必要か? ほか)
第2章 酒やタバコがたしなめない社会―「生活習慣」という名の被害者バッシング(高血圧は客観的ではない;なぜ患者は治療すべきかどうか自分で決められないのか ほか)
第3章 健康診断はナルシシズム―生権力に身体を差し出す現代人(検診で大腸がん死を防げる確率は1%未満;欧米では胃がん検診が行われていない ほか)
第4章 お医者さんにおまかせしないで!―医療の意思決定ができない日本人(医者はもともと権威づけられた存在;医者の権威を実現するためベンツに乗る ほか)
第5章 病院に行っていいのはどんなとき?―医療を変えるために患者がやるべきこと(若い人が医者になりたいと思う動機は?;『ブラック・ジャック』を読んで医者になった? ほか)
著者等紹介
大脇幸志郎[オオワキコウシロウ]
1983年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業後医師にはならず、フリーターを経験。その後出版社勤務、医療情報サイト運営の経験ののち医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mawaji
おっとー
鴨長石
水落健二
レティクル座に希望を見出だすCES
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- 和書
- 記憶にございます