水中考古学 地球最後のフロンティア―海に眠る遺跡が塗り替える世界と日本の歴史

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水中考古学 地球最後のフロンティア―海に眠る遺跡が塗り替える世界と日本の歴史

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  • サイズ 46判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784767829272
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C0020

出版社内容情報

水中考古学とは…沈没船、海底都市、遺跡、財宝を調査し、人類史を読み解く学問。海外の主要各国には100人程度の研究者がおり、国家プロジェクトで発掘調査を行う。60年代から本格化した「考古学のフロンティア」と言える分野で、歴史を覆す新事実が続々と発見され、大きな注目を集めている。日本の海岸線の長さは世界6位(アメリカは8位)。世界に名だたる海洋国家にもかかわらず、水中考古学では悲しいほど後進国……。万単位の海底遺跡が眠っている可能性があるのに、登録はわずか387件……。本書はそんな日本ではまだマイナーとされる学問を追究する1人の人間のユニークな人生航路を辿ることで、水中考古学の魅力や発掘の歴史が楽しくわかる一冊。

内容説明

坂本龍馬のいろは丸は銃を積んでいなかった?蒙古襲來の神風は実在した?カリブの海賊の港町は一夜で沈んだ?沈沒船から見つかったオーパーツは世界最初のコンピューターだった?湖に沈む一隻の釣り舟はキリストの舟だった?歴史の常識を覆す世紀の大発見が續々!

目次

1 水中考古学で解き明かす蒙古襲来の真実
2 さざ波のような人生で水中考古学の魅力に溺れる
3 世紀の大発見でたどる海底探査の歴史
4 瓦は語る 相島海底遺跡が伝える水中考古学の魅力
5 実録・海底遺跡の発掘調査 日本の海は世界に通ず
6 日本の水中遺跡冒険図鑑
7 世界の水中遺跡冒険図鑑
8 謎めくアジアの船 オリエンタルの魅力と歴史

著者等紹介

佐々木ランディ[ササキランディ]
1976年生まれ、神奈川県出身。高校卒業後に渡米。サウスウェストミズーリ大学卒業後、テキサスA&M大学大学院にて博士号(人類学部海事考古学)取得。同大学で「水中考古学の父」と呼ばれるジョージ・バス氏に師事した。アジアの水中遺跡調査に多く参加。また、文化庁「水中遺跡調査検討委員会」に関わり、日本の水中遺跡の保護体制整備に向けた調査を行なう。一般社団法人うみの考古学ラボを設立し、水中考古学の普及のための活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

150
面白かった!まとまりは無いが、世界の水中考古学の現実、苦労、興味深いエピソードが盛りだくさん。船のつくり、積荷、交易路なども解説。一冊にいろいろ詰め込んだので急ぎ足だが、船が沈んだ当時の状況を想像するのも楽しい。海底の遺物を、堆積物をどかしながら見つけていく情景がが鮮明に浮かぶ。水中考古学への思いが伝わってくる。探査装置はどんどん進化しているが、遺跡が一発で見つかることは少なく、特に地元漁師やダイバーたちへの聞き込みが大切だそうだ。2023/10/05

泰然

43
世界の文明観が知的興奮で刷新される。水中考古学者は海に眠る財宝の夢を見ない、とエスプリの効いた見出しから始まるのが憎い。著者の自己紹介、水中遺跡と歴史上の謎の見解、海洋国家・日本が水中考古学の聖地になる可能性を言及するシメまで、ソリッドで簡明な文章に画像と絵がバランスよく波乱感と共に構成し、読者を「真面目な学術としての水中インディ・ジョーンズ」の世界に引き込む。船舶を当たり前でなく、丸木舟に始まる構造進化と多様性に着目し、サピエンスの航行力が文明の展開に繋がったと見落とし点を巧く突く。大人の義務教育本だ。2022/11/10

ばんだねいっぺい

34
「水中考古学」という耳馴染みのない世界の一端を知ることができる。多くの人に少しでも興味を持って貰えればと思いで、ちょっと総花的なものになっている印象。ひとつの探索を掘り下げる別冊を出版してほしい。スペシャルインタビューの「ウィンディーネットワーク」の社長の言葉が鮮烈でやる気を補充してもらった。2022/04/13

サケ太

23
とっても面白い。水中考古学とはなんぞや。というレベルであったものの、成り立ちから、水中考古学の成した様々な功績を知れるのが楽しかった。船の引き上げだけでなく、水中遺跡の探索。様々な道具を使用して発掘していく。いろは丸の中に銃を積んでいなかったというのは面白い話。様々な発見のある水中考古学。日本でもこれからどんどん水中遺跡の発掘が進んでいく事を願う。2022/03/19

ステビア

22
デザインがめちゃくちゃ凝ってて好き2023/04/08

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