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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oldman獺祭魚翁
57
娘からのお薦め。よく子どもから大人までという言葉が使われるが、これははっきり言えば大人しか解らない部分(建築における力学的な説明等)もみられる。しかし体裁はあくまでも子供向けの絵本で、ませた小学校低学年生ならば十分に読みこなせるよう、すべての漢字にルビが振ってあるし、極端に難しい部分は無い。なんにしろ子どもだましどころか、子供も楽しめる建築史の入門書として実に素晴らしいものがみられる。絵本と舐めてかかると痛い目に会いますよ。お父さん(´υ`) 2020/07/18
ALATA
38
ピラミッドからパルテノン、コルビジェからライト、時代を象徴する建物から構造、デザインを絵でわかりやすく解説、小学生向けで楽しい。建築家に求められる力とは「コミュニケーション能力」「知識力」「伝統を感じる力」ですよねぇ。人の手による人工物として捉えると万人が大過なく豊かに過ごせることが必須の条件。孤高の天才では技が優れていても持続可能な未来図は厳しいのか。★4※いつか人間が火星で暮らす日が来る?まだまだ、厳しい環境の中で建築家の果たす役割は大きい。2023/02/08
キラ@道北民
29
古代エジプトから火星基地まで、建物の歴史や構造が分かる絵本。かなり読み応えあり!絵本なので全てルビが振られてますが、荷重の説明など構造については本格的。建築に関わる仕事や未来の建築物についてのページもあり、大人が読んでも夢が広がります。『より暮らしやすい世界へ変えていくことができる』そのための知識欲が増すでしょう。2020/07/21
こふみ
23
「この本では、人々が建築物の建設に取り組んできた歴史を旅します。」とあるとおり、ピラミッドから未来の火星での暮らしまでをイラストで見ることができます。ドイツ人建築家ミースの「より少ないことは、より豊かなことだ」という言葉が印象的です。2023/01/10
ツキノ
18
(E-168)建物の歴史、その構造も含めよくわかる絵本。はじめににあることば。「世界を知ることで、より良い、より暮らしやすい世界に変えていくことができる」。建物好きにはたまらない。最後は未来の建築、火星での暮らしでしめくくり。アントニ・ガウディ、ル・コルビュジェ、ザハ・ハディドも掲載。残念なのは著者、訳者、監修者のプロフィールがないこと。2020/07/20