内容説明
インドタラブックスで手作りされたハンドメイド本。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐ
51
シリアルナンバー250/2000 「インド各地の部族に伝わるさまざまな芸術様式で描かれた とら、ぞう、うし、しか、へびなど、インドを代表する動物たちが登場する絵本」とのこと。表紙のツノが木になっている鹿に惹かれて手に取った。動物の体に緻密に刻まれた細かい模様、神なのでは?と思えるたたずまい。インド人ってアバウトな性格なのだと思っていたわ。認識を改めなくては。2023/05/05
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
インドのタラブックスの手作り絵本。図書館に配架してあったシリアルナンバー1865。同じ生き物を描いても、描く方の見方、感じ方、描き方で全く異なり個性的でインパクトがある。紙の質感もいい。(一枚一枚丁寧に作られた手漉きの紙にシルクスクリーンプリントによって1枚ずつ印刷され 手製本で綴じられたハンドメイドの絵本)2019/08/10
kanata
26
インド・タラブックスのカラフルな手づくり絵本。毎回、この独特の香りを嗅いでしまうのだが、インクだけの匂いなんだろうか。中身は、インドの職人たちが書いた、とら、らいおん、しか、わになどの動物たち。同じ虎でも、画(技法?地域の差?)の種類によってあっさりしたものや、線描が細かいものなど、多様である。ゴンド画の水牛のぬっとした姿が好き。ピトラ画の猿も表情はひょうきんなのに、よく観ると爪は毛のようだし、体毛は鱗のようだ。2019/05/18
バニラ風味
15
表紙をめくると、まずトラの絵です。ひょろひょろしているトラもいれば、龍っぽいのもあり、中国風のもあります。そして、ライオン、しか、ありくい!マドゥバニ画のへびは、鮮やかな色使いで紙いっぱいに描かれ、とてもインパクトあり。写実的ではありません。その人が感じ、考え、思ったように描かれていて、個性的で味があります。自由で明るく、楽しく、人によって見え方や、捉え方が違うことがわかります。みんな違って、みんな良い!2019/03/25
Tai
12
インドのタラブックスによる手作り絵本。色画用紙にシルクスクリーンで色鮮やかに描かれた動物たち。悪魔のようなサル、蛇のようなトラ、色鮮やかなトラ、角が木のシカ、カラフルなアリクイ、魚みたいなワニ、神の使いのような象、子沢山なイノシシ、体に子を宿す母イヌと子イヌ。眺めて楽しい。2021/03/14