出版社内容情報
時に不吉の象徴として、時によき友として、人間のそばに舞い降りる黒ずくめの鳥の正体を探ります。世界中のカラスにまつわる伝説や詩、実際に起きた奇妙なエピソードと共に、「道具」を使って狩りをするカラスの実験や、家族の子育てに協力するカラスに関する報告などを多数紹介。著名な科学ジャーナリストである原作者が、文化と科学の両面からカラスの実像に迫る、知的スリルに満ちあふれた珠玉の一冊です。
内容説明
ある時は不吉の象徴、ある時はよき友として、各地の伝説に姿を現す漆黒の鳥―カラス文化と科学の双方からカラスの正体に迫る知的スリルに満ち溢れた珠玉の一冊―。
目次
序章 カラスとの関わり
第1章 黒ずくめの鳥
第2章 家族ドラマ
第3章 神話の悪戯者再び
第4章 仲間意識
著者等紹介
サビッジ,カンダス[サビッジ,カンダス] [Savage,Candace]
1949年生まれ。カナダ出身のノンフィクション作家。2012年に『A Geography of Blood:Unearthing Memory from a Prairie Landscape(血塗られた地形:大草原の風景から忘れられた記憶を掘り起こす)』でヒラリー・ウェストン・ノンフィクション文学賞を受賞
松原始[マツバラハジメ]
1969年生まれ。奈良県出身。京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館勤務。研究テーマはカラスの生態、および行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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