伊東豊雄 21世紀の建築をめざして

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伊東豊雄 21世紀の建築をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784767824611
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

出版社内容情報

伊東豊雄が自らの作品を基に、これからの建築の在り方について書き下ろす!名著 『建築をめざして』(ル・コルビュジエ) の21世紀版ともいえる傑作!!「身体・自然・場所・歴史」という4つをキーワード に、20世紀建築の考え方を批判的視座から見直しつつ、マクロな視点も交えて新しい時代にふさわしい建築のあり方について、ヴィジョン、実践の両面で示していきます。

内容説明

私たちはいま、モダニズム建築を生み出した20世紀とは劇的に変化した環境を生きています。では、この21世紀にふさわしい建築とは?―本書では、建築家の伊東豊雄が、ル・コルビュジエとミースという20世紀を代表する2人の建築家の建築原理をやさしく説いたうえで、21世紀のアジアで生きる私たちの社会と環境にフィットした建築の方向性、あり方を提示します。

目次

序章 「建築=自然」という夢
第1章 20世紀建築の夢―ル・コルビュジエとミース・ファン・デル・ローエ(コルの夢;ミースの夢 ほか)
第2章 近代主義建築の限界(コルとミースにみる近代主義思想;近代主義建築の限界 ほか)
第3章 アジアから発信する建築は可能か(アジア的なるもの;渦の力 ほか)
作品(台湾大学社会科学部図書館;みんなの森ぎふメディアコスモス ほか)

著者等紹介

伊東豊雄[イトウトヨオ]
1941年生まれ。1965年東京大学工学部建築学科卒業。日本建築学会賞(作品賞、大賞)、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、プリツカー建築賞、UIAゴールドメダルなど受賞。東日本大震災後、復興活動に精力的に取り組む中で仮設住宅における住民の憩いの場として提案した「みんなの家」は、2017年7月までに16軒完成。2016年の熊本地震に際しては、くまもとアートポリスのコミッショナーとして「みんなの家」のある仮設住宅づくりを進め、各地に計90棟余りが整備され、つくられ続けている。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築のあり方を考える場としてさまざまな活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、2012年より塾生有志や地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nobi

51
安藤忠雄のアクの強い口調の後“ですます”調が優等生的に感じたのは最初だけ。図版でも見たことのなかった伊東豊雄の作品は私には衝撃だった。建築がこんなに自由な表現を取りうるのか。20世紀の建築が均質的な構造から試行錯誤を重ねて自然界の形象を取り入れていても、波打つ木組みの天井や洞窟的内部空間は新鮮。ガウディを思い出したのは随分後になってから。21世紀というよりむしろ建築本来の姿への回帰と言えそう。チベット仏教寺院や桂離宮に見られる根源的な感覚の大切さを強調。出版の動機は三陸での復興のあり方への憂慮からと知る。2021/06/06

鯨、或は山田

3
著者自身の言葉によるものは初めて読んだ。コルビュジエとミースの差異から20世紀の建築の目指したところを確認し、自然と技術の対立を軸にして自説へ繋げ、作品の解説へ。いい塩梅だと思います。今の日本の発言力のある建築家はみな、自然の超克といった近代化を相対化して否定気味に語る。これが実際の社会に響くのには、やはり時間がかかってしまうのだろうか。2018/07/18

インテリ金ちゃん

0
東洋と西洋の建築の違い、鞄と風呂敷の例えは腑に落ちた。写真や図が多く理解しやすかった。2022/05/04

あつもり

0
「20世紀の建築は、技術によって自然を支配できると考え、自然から切り離された人工環境ばかりをつくり続けてきました。その結果、世界の都市はその土地独自の歴史や地域性を失い、均質な建築や都市空間を生むことになっ…」た(P.18)、「『より速く、より高く、より便利に』という建築思想では、人々は決して…幸せに感じることもない…」(P.169)という発言、そして試行錯誤としてのご自身の建築物に、自然の中につくる建築という究極の人工物が抱える本質的な矛盾を乗り越えたいという強い気持ちを感じました。2021/10/15

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