出版社内容情報
ウォーホル、ゴヤ、ホックニー、国芳、ダ・ヴィンチ、クレー…世界中のアーティストたちが描いた、ミステリアスで愛らしい猫たち。誇り高く、自由に生きる猫の姿は、古今東西のアーティストたちを魅了してきました。謎めいていてクール、しかしたまらなく愛らしい猫たちの絵をコレクションした、ギフトにもぴったりの一冊。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
149
今月も読んだ本の数が2,200冊台で推移しているのでニャンニャン月間です。表紙に魅かれて読みました。芸術家は黒猫、白猫を好んでいる人が多いかも知れません。オススメは、ルシアン・フロイド『子猫と少女』です。 https://www.drive2.ru/b/486808774271566442/2018/06/02
ままこ
65
表紙にもなっている山田緑さんの絵が1番のお気に入り。歌川国芳の猫絵は相変わらず素晴らしい。名言で好きだったのは、コレット「平凡な猫なんていない」ヒレア・べロック「きみはぼくの猫 そしてぼくはきみの人間」猫愛が詰まってる〈名画のなかの猫〉だけど、ルシアン・フロイド『子猫と少女』は解説を読むと不穏だ。止めて〜!と言いたくなる。物語性のある作者不明の『ひだ襟の猫』、キキ・スミス「一腹の子」は騙し絵のよう。パッと見た時は気づかなかった。虚谷の「蝶猫図」カエル顔の猫(笑)どの猫にも通じるのは目力抜群さ。2024/08/08
mii22.
51
【にゃんこまつり2022】猫は昔から人間のすぐ身近にいながら絶妙の距離感で接してくる。多くの作家や芸術家やクリエイターにインスピレーションを与え愛されてきたのだ。猫は偉大だ。2022/02/15
帽子を編みます
50
名画というか原題の通り「アートの中の猫」が題としてふさわしいと思いました。見返しの白猫、サインに見覚えが…誰?あっエッシャー!見たことがなかった一枚です。名言とアート、現代のものも多数(2016年が最新)、山田緑(表紙)、ウラジミール・ドゥニッチが美しかったです。67頁ひだ襟の猫、マーク・トゥエインの家にあった絵です。エピソードがなんとも素敵。ヘミングウェイ「1匹の猫が次の猫を呼ぶ」、本当にそうです。どの絵もじっくり見たくなります。圧倒的人気は黒猫かしら、自分の猫と似ているコ、はっと目が奪われます。2024/10/22
たまきら
32
猫好きにはたまらない、猫を描いた画家の紹介付きアート本です。あの人がいない、この人もいないなあ・・・と不満に思ったりもしたんですが、粋な絵もたくさん登場して楽しかったです。2019/12/20