出版社内容情報
1950年以降に建てられた、世界の名だたる建築作品50点のデザインを一挙公開!「なぜ、そのような形になったのか」、その形への考えの道筋や、周辺地域との関わり?、?地条件や気候への対応など、建築のコンテクスト?つ?つを絵に起こして解説。やさしいテイストのイラストで説明しているので、建築の専門知識を持たない?でも建築の魅?を楽しめる解剖図鑑です。
内容説明
1950年代から現在までに建てられた、50点に及ぶ世界中の現代建築の傑作を解剖する、野心あふれる1冊。本書のために描きおろされた手描きのドローイングを使って、その建築を不朽の名作たらしめる要素の本質やディテールを明らかにします。敷地をはじめとする周辺環境、自然光・ボリューム・マッスの使い方、プログラムや動線、ディテールや窓割り、装飾などからそれぞれの作品を分析し、建築の一体感がどのように生まれているかを紹介します。建築家、建築を学ぶ学生、すべての建築ファンにとって、未来へつながるヒントが詰まった必携書です。
目次
サラバイ邸/1951‐55 インド、アーメダバード―ル・コルビュジエ
カノーヴァ美術館/1955‐57 イタリア、トレヴィーゾ、ポッサーニョ―カルロ・スカルパ
シドニー・オペラハウス/1957‐73 オーストラリア、シドニー―ヨーン・ウッツォン
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館/1943‐59 アメリカ、ニューヨーク―フランク・ロイド・ライト
レスター大学工学部棟/1959‐63 イギリス、レスター―ジェームズ・スターリング、ジェームス・ゴーワン
ソーク生物学研究所/1959‐66 アメリカ、カリフォルニア、ラホヤ―ルイス・カーン
ルイジアナ近代美術館/1956‐58 デンマーク、フムレベック―ヨルゲン・ボー、ヴィルヘルム・ヴォラート
国立代々木競技場/1961‐64 日本、東京―丹下健三
セイナヨキ市庁舎/1958‐65 フィンランド、オストロボスニア、セイナヨキ―アルヴァ・アアルト
東京カテドラル聖マリア大聖堂/1961‐64 日本、東京―丹下健三〔ほか〕