出版社内容情報
ビルマニア界でもレジェンド的な存在である関西人氏が厳選したビルを圧倒的な情報量と写真と共に一般の方々にも伝わりやすく解説。普段は日常の風景に溶け込んでしまっているビルだが、改めて注目してみると、見知った街が今までとは違った顔を見せてくれる。ビルのうんちくはもちろん、実際に行って楽しめる鑑賞上のポイントなども解説しているので、「写真集」としてだけでなく「ガイド」としても使えるビルの本!
内容説明
日本の美しい超高層ビルの魅力に迫る。高さ100m×100棟の日本全国選りすぐりの超高層を一挙紹介。気になるビルが見に行けるアクセスMAP付き。
目次
第1章 LANDMARK(六本木ヒルズ森タワー;ワテラスタワー ほか)
第2章 FOLM(クイーンズスクエア横浜;名古屋ルーセントタワー ほか)
第3章 HISTORY(大名古屋ビルヂング;丸の内パークビルディング ほか)
第4章 TECHNOLOGY(日本電気本社ビル(NEC SUPER TOWER)
梅田スカイビル ほか)
著者等紹介
関西人[アットマークカンサイジン]
高知県生まれ。超高層ビルのデータベースを発信するウェブサイト「超高層ビルとパソコンの歴史」のほか、大規模プロジェクトや鉄道・航空関係の情報を掲載しているウェブサイト「東京・大阪都心上空ヘリコプター遊覧飛行」、「陽は西から昇る!関西のプロジェクト探訪」なども運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
47
西新宿のビル群が雨後の筍のように生えてくる貴重な様子を、私は「太陽にほえろ!」を通して見てきた。一番走者は【京王プラザホテル】。その後【住友】【三井】【旧安田火災海上】と続いた。棒グラフのごとく高さを競い、美意識を鼻にかける“ビル”たちは、日本経済の勲章的存在だ。本書では新旧分け隔てなく、東西南北から著者が選び抜いた100棟が乱立している。データはもちろん、撮影ポイントも明記。ビルを見上げると田舎者?いいえ、その方は“志し高き未来人”でしょう。2016/11/01
keith
15
東京や大阪を中心としたいわばビルの図鑑です。ビルの概要や建てられた経緯、そして撮影ポイントが書かれてます。最初はへ~と思いながら眺めてましたが、だんだん飽いてきました。だってビルですから。2017/01/06
ネコタ
12
超高層ビルマニアによる100選。ビルの高さ、設計、などの基本情報からおすすめ写真スポットやビルの楽しみかたもコメントしている。「ランドマーク」「フォルム」「ヒストリー」「技術編」に分類されている。渋谷ヒカリエってまだ完成していないの?大名古屋ビルヂングは新しい方が載ってる新しい本。2017/01/25
bb
8
意匠を眺めて楽しい本。意外とこの手のまとめ本は少ない気がしていたので嬉しかった。あっても写真だけとか東京だけとか。個人的には、建物の主な用途や展望台の有無の説明などがもうちょっとあっても良かったかな。2017/01/15
arisaka
6
高さ100メートル以上の超高層ビル100棟を、カテゴリごとにわけて紹介している写真集。ランドマークとしてのビル、形がカッコいいビル、歴史的建造物、技術的にすごいビルと全国津々浦々からチョイスされているので、その地にどういう経緯でビルが建つようになったのか興味深い。ビルの建設現場が好きなので、今度は建築中の写真集が出るといいなあ。2017/03/25