内容説明
女優、寡婦、独身者、夫婦…31人のフランス人シニアが語る話題の書が日本初上陸。性科学者、哲学者、作家たちの考察を交え、1年以上を費やした取材から浮かび上がる「これまでとは違う性のありかた」
目次
1章 愛ある性生活の行く末は
2章 第二の思春期
3章 時の経過にさからう夫婦たち
4章 セックスに飽きた人々
5章 孤独と自由
6章 別の性のありかた
7章 他のさまざまなエロス道
8章 老年期の愛
著者等紹介
エヌゼル,マリー・ド[エヌゼル,マリード] [Hennezel,Marie de]
フランスの心理学者、心理療法士、作家。英語教師を務めた後に大学に戻り、臨床心理学・精神分析学を学ぶ。1975年から心理学者としてキャリアを開始。1986年に当時のフランス大統領フランソワ・ミッテランの勧めにより、フランス最初の緩和ケアチームに参加。人々の生を見つめ、幸福な老いについて考えるようになった
小原龍彦[オハラタツヒコ]
1968年生まれ。翻訳家・美学研究者。早稲田大学大学院フランス文学研究科修士課程修了。主にフランス語・英語の翻訳業務を日々営む。ギリシャ以来の概念であるエロスと身体の関係性について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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