目次
EUROPE(ベルナーオーバーラント鉄道―ベルナーアルプス観光の序章は湖の間の街から;ユングフラウ鉄道―2つの名峰をくぐり抜けトップ・オブ・ザ・ヨーロッパへ;シーニゲ・プラッテ鉄道―ユングフラウ三山を正面に据える絶景の展望台へ ほか)
ASIA & OCEANIA(ダージリン・ヒマラヤ鉄道―紅茶の名産地を走る昔ながらのトイトレイン;カールカー・シムラー鉄道―864の橋を渡って避暑地のシムラーへ;ニルギリ山岳鉄道―茶畑の広がる青い山を駆け上がる ほか)
AMERICAN CONTINENT(ロッキーマウンテニア号―豪華な車両でカナディアンロッキーを満喫;アラスカ鉄道―季節ごとに異なる色彩が窓外に広がる;ホワイト・パス・アンド・ユーコン・ルート―ゴールドラッシュの名残を楽しむ国境越え路線 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
82
山間を鉄橋の上を力強く走る山岳鉄道、赤、青、黄色の鮮やかな列車が多いです、やはりスイスには山岳鉄道が多いですね、美しい山間をこんな列車の乗って眺めたいです。世界一の急勾配はピラトウス鉄道480パーミル、日本一は大井川鉄道90パーミルで大きく引き離されています。いつか富士山の5合目まで富士急が走る計画があるそうで、日本一の山を走る鉄道待ち遠しいです。2016/02/09
hiro
76
この『世界で一番美しい山岳鉄道』を読み終えると、やはりヨーロッパ、その中でもスイスの山岳鉄道の美しさは一番だと思った。ここに紹介されているスイスの鉄道のほとんどが、開業が19世紀だということにまず驚き、運行距離も10kmという観光用の鉄道がスイスという小さな国で100年以上も続いていることが素晴らしい。その理由も、この写真集をみればわかるような気がする。2017/03/25
M
63
ここは天空世界かとみまごう雄大な山岳の絶景を列車はゆく。息をのむほどの美しさ。2016/07/12
けんとまん1007
43
山岳鉄道も含めて、その風景自体が唖然とするくらいに美しい。ただただ、いいなあ~と思う。列車自体が、風景に溶け込んでいるのがいい。そんな中でも、やはり、蒸気機関車だったり、かわいい機関車が引っ張ったり、押したりしているのがいい。それと、いうも思うが、よくこんなところに線路を敷設したという驚きだ。地道な積み重さねが、こういう形になるということを、改めて思う。2020/08/10
なるみ(旧Narumi)
33
電車好きな人の影響もあり、読んでみました。ヨーロッパ、アジア・オセアニア、アメリカの3部構成でしたが、とにかくスイスをはじめとしたヨーロッパの山岳鉄道の列車の写真と風景が美しいこと。アジア・オセアニアは生活の足としての名残をまだ感じ、アメリカはなるほどゴールドラッシュの歴史を感じさせられました。眺めていて楽しい、眼福の一冊です。2017/04/09