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名画のネコはなんでも知っている

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  • サイズ A5判/ページ数 169p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784767820057
  • NDC分類 720
  • Cコード C0072

内容説明

絵画好き、ネコ好きにはたまらない必読の1冊!!ゴッホ、ミレー、ゴーギャン、ゴヤ、ルノワール、歌麿、北斎、国芳―。天才画家たちが絵に込めた思想をネコ目線でひも解く新感覚な名画解説書。

目次

1 西洋近世―ルネサンスから18世紀へ(『書斎の聖ヒエロニムス』アントネッロ・ダ・メッシーナ;『最後の晩餐』ドメニコ・ギルランダイオ;『最後の晩餐』コジモ・ロッセリ ほか)
2 西洋近代から20世紀へ(『マヌエル・オソーリオ・マンリーケ・デ・スニガ(1784‐92)の肖像』フランシスコ・ゴヤ・イ・ルシエンテス
『猫の喧嘩』フランシスコ・ゴヤ・イ・ルシエンテス
『戦争の惨禍』から『猫のパントマイム』フランシスコ・ゴヤ・イ・ルシエンテス ほか)
3 浮世絵の猫(『美人に猫図』鈴木春信;『針仕事』喜多川歌麿;『肉筆画帖』から「猫に蝶」葛飾北斎 ほか)

著者等紹介

井出洋一郎[イデヨウイチロウ]
1949年群馬県高崎市生まれ。上智大学外国語学部でフランス語と文化、早稲田大学大学院で西洋美術史を学ぶ。山梨県立美術館の初代ミレー番学芸員から始め、19世紀フランス絵画を中心に展覧会を企画監修し、いくつもの大学で教鞭をとる。ミレー、バルビゾン派関係の著書多数。府中市美術館長を6年勤め、2015年4月から出身地の群馬県立近代美術館長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャトル

56
絵中で主役を張るネコもいれば、片隅の柱の陰や遠景のなかにスッと溶け込むように佇む猫もいる。とにかく「ねこ」尽くしの本。アート好き、ネコ大好きな方にはたまらない一冊!解説は絵画に造詣があるお二方の対話形式。お!そーなんだ!へぇー。と思わずつぶやきたくなるネタ満載でとても面白いですよ。ちなみに表紙はルノワール、で表紙裏もルノワールを配置してます2015/10/06

冴子

29
タイトルからミステリーかと思ったら違っていた。名画で猫が描かれている絵にスポットを当て、対話形式で解説してある。猫に意味を持たせてあるものや、さりげなく配置してあるものなど色々。中で語られている2013年の三菱一号館美術館のジャルダン展も、2015年のやはり三菱一号館美術館のルノアール展(だったかな?)も観ているので、絵に馴染みがあった。ルソーの「M夫人の肖像」はなんか気持ち悪い。どう見ても巨人だし。マネの「オリンピア」に猫がいるのはきづかなかったなぁ。これからは絵を観るときには猫を探してみよう。2017/03/14

かおりんご

22
猫と絵画が好きなら、読んでおくべきだろうと手にした一冊。がしかし、有名どころの「藤田嗣治」がなくてションボリ。これはこれで面白い視点でまとめられた本ではあったが。今度から絵画を見るときに、猫を探したくなりそう。2021/10/12

Eriko M

17
猫が含まれている絵画、浮世絵を扱った解説本。 さりげなく描かれている猫にもいろいろな意味があり面白い。ただ、ちょっと「四気質論」とか、よくわからないところも。 猫好きが描く猫はやっぱりかわいい。そのなかでも国芳の猫は愛嬌があって、見てて飽きない!猫好きはきっと好きな猫が見つかるので見てほしい。 ★★★★☆2017/08/08

うららん

14
拝観の作品もありましたが、そんなところに猫?!いたんだぁ。なんて思った作品が沢山ありました。いつもと違う視点で作品を観ることが出来て面白かった。2016/07/30

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