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目次
painting―代表的な画家たちの傑作(システィーナ礼拝堂―ルネサンスの巨匠が創世記を描いた超大作;聖ミクラーシュ聖堂―装飾とフレスコ画が見事なハーモニーを奏でる;パラッツォ・ヴェッキオ―大広間に描かれたフィレンツェの栄華 ほか)
mosaic & decoration―異なる文化の装飾美(セリミエ・モスク―トルコの巨匠による光あふれる最高傑作;スルタン・アフメト・モスク―大小35のドームを持つ青が美しいモスク;イマーム・モスク―まるで夜空のように無数の星が輝く ほか)
construction―歴史ある教会堂の構造美(サグラダ・ファミリア聖堂―今も建設が続く天才ガウディの未完作;マヨルカ大聖堂―ゴシック建築にガウディの異彩が加わる;シャルトル大聖堂―広々とした空間に輝くシャルトル・ブルー ほか)
著者等紹介
中島智章[ナカシマトモアキ]
1970年福岡市生まれ。1993年東京大学工学部建築学科卒業。1998~2000年ベルギー・リエージュ大学留学。2001年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。2001‐2002年日本学術振興会特別研究員(PD)。2005年日本建築学会奨励賞受賞。現在、工学院大学建築学部建築デザイン学科・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャトル
67
写真でも華麗さ、荘厳な雰囲気はある程度わかるが、実際に観たら圧倒されるだろうな!第一部掲載のシスティーナ礼拝堂、ヴェルサイユ宮殿、バチカン宮殿などの天井画はテレビや雑誌でよく目にするので、あー!これこれ、そうそう、だよね!そして圧巻は第二部「モザイク装飾」ブルーモスク、ローズモスク、ピンクモスクそして、ゴールドモスク。これは現地で生で見上げてみたいモノだ!絵画、彫刻や宝飾品は来日を待って美術館で鑑賞できる可能性もあるが・・「天井装飾」はある意味、究極の芸術品だな。2015/09/07
あっか
61
絵画のように移動できないから、人目につく機会が少ない天井。こんな芸術の世界があるんだ!というくらい美しいです。素材感とか質感とか、実物はもっと美しいんだろうなあ、ずっと見ていられるんだろうなあ。まじまじ見てしまうくらい惹かれるのはバロックとロココ。トルコブルーも本当に綺麗。日本の伝統建築も見てみたかったなー。2018/08/05
スプーン
44
美の素養としての天井装飾。それをまざまざと見せつけられる写真集。美が最も輝くのは、天に近づいたときである。2018/07/28
ちゃこばあ
36
彫刻・壁画・タイルモザイク、どれもこれも素晴らしい。そしてこんなに沢山あることにビックリです。もっともっとあるのだろうけど…。憧れて憧れてブルーモスクとか見てきましたが、パックツアーじゃなくて一日中その場で浸りこんで見ていたいな。せめてこの本を持って寝っ転がり、我が家の天井を夢のリフォームです♪2015/08/30
バニラ風味
28
洗礼、キリストの処刑、聖母の慈悲などキリスト教にまつわるシーンが壮大に描かれた天井。ここを訪れ、見上げる時、人は何を感じ、何を思うのだろう。ただただ、圧倒されるのだろうか。それとも、恐れ多く感じるのか。何も考えられなくなるのか。宮殿や大聖堂などの天井を彩るのは、情景絵画だけでなく、模様や、ステンドグラスなど様々。私は青を基調とした模様が星のように輝く、イスファハ-ンのイマーム・モスクの下に立ってみたい。現地に赴かなくても眺められる、沢山の国の美しい写真を撮影してくれた方と、エクスナレッジ(発行)に感謝。2015/07/29