内容説明
ステキな街で暮らす幸せなネコを求めて。ヨーロッパから中南米、北アフリカ、中東、アジアまで、５４の街並みとネコをめぐる旅。
目次
サントリーニ Ｇｒｅｅｃｅ―アドリア海に浮かぶ、絶壁に建てられた白い街並み
アルベルベッロ Ｉｔａｌｙ―鉛筆を並べたようなかわいい街並み
ブラーノ―Ｉｔａｌｙ―色があふれ出す漁師の街
ビニャーレス Ｃｕｂａ―美しい自然に包まれた街
チンクエテッレ Ｉｔａｌｙ―ワインが美味しい多彩な色の５つの村
バラデロ Ｃｕｂａ―きらめくカリブ海が眼前に広がる街
ヴァレッタ Ｍａｌｔａ―整然とした格子状の城塞都市
ペトラ Ｊｏｒｄａｎ―冒険心くすぐられる遺跡の街
リオデジャネイロ Ｂｒａｚｉｌ―山と海、豊かな自然の中にある歴史的な街
パロス Ｇｒｅｅｃｅ―青と白の世界をどこまでも堪能できる静かな街〔ほか〕
著者等紹介
小林希［コバヤシノゾミ］
１９８２年東京都出身。立教大学卒業。在学中から海外をバックパッカーとして旅をする。２００５年サイバーエージェント入社。アメーバブックス新社で多くの書籍を編集した後、２０１１年末に退社、その日の夜から旅に出る。１年後帰国して、その旅を綴った『恋する旅女、世界をゆく―２９歳、会社を辞めて旅に出た』（幻冬舎刊）でデビュー。現在も旅をしながら執筆活動をする（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miww
98
素晴らしい景色と猫。世界を旅しているようで旅行好き、猫好きには極上の写真集。ヨーロッパ、南米を中心に世界の美しい街に溶け込む猫にうっとり。「遭遇率」「なつこい度」などが表示され「率」の高いところに行ってみたくなる。当たり前だけど猫って世界中にいるんだなぁ、としみじみ感じる。ローマの古代遺跡トッレ・アルジェンティーナは捨て猫の保護区で200〜300匹の猫が暮らしているという。ローマの猫は幸せだなぁ、処分なしで住まいは世界遺産、まさに楽園。どうしても手元に置きたくなったので明日本屋さんに行ってきます。2017/05/15
むぎじる
49
これは、旅行に行きたくなる写真集だ。世界遺産も写っているけれど、何気ない街中にある人々と猫の暮らしを垣間見ながら、のんびり街歩きをしているような気分になる。美しい色彩が心和ませる。その土地の空気感も感じられるような写真集。2015/09/23
すい
49
作者の小林希さんが３年かけて世界を旅しながら撮った猫の写真がメインの写真集なのだが、それぞれの土地について書かれてある雑記もなかなか読みごたえがあって面白かった。他にもそれぞれの土地の猫の「遭遇率」「なつこい度」「堂々度」「おっとり度」も書かれていて、実際にそこへ行かれる方にはとても役立つだろうし、行く予定はなくても想像が広がる。眺めているだけでも癒されるが、読み物としても楽しい写真集だった。2015/09/23
パスティル
28
猫好きと世界の風景が好きな方には癒しの本だと思います。各国の様々な猫事情、遭遇率、人懐こい度、堂々度、おっとり度を紹介。気に入ったのは、ウルグアイのモンテビデオの猫。何かほっとするんですよね。イヤリングをしたい猫と記載されていました。2015/06/12
アイアイ
23
世界各国の美しい街に猫が映るとアートになり、その街が穏やかで優しさに満ち溢れてる気がする。海外を一人旅して猫と戯れ私もそんなセリフを言ってみたい。遭遇率や、なつき度がパーセント表示されてるのも楽しい！ローマの猫は幸せだ。▷図書館2016/03/02
