内容説明
人類に、奇妙な何かを造り出させるものとは?前作でカバーしきれなかった“奇界遺産”を収録した第二弾。
目次
奇態
奇矯
奇傑
奇物
奇習
奇怪
1 ~ 3件/全3件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
72
《図書館》前作より面白すぎて笑いながら読みました。第三弾が待ち遠しい!2019/11/25
k sato
63
奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿氏の写真集第二弾。TBS番組「クレイジージャーニー」でお馴染みの旅人。奇妙な空間・人・習慣に魅せられ、奇界を求めて旅をしているクレイジーだけどクールでカッコいい佐藤氏。第二弾には、東日本大震災発生四か月前に取材したチェルノブイリも収載されており、奇妙な偶然も重なっている。写真はもちろんのこと、佐藤氏の解説文がいい。言葉のチョイスが独特で好きだ。笑いも畏れも入り混じった世界に引きずりこまれる。なぜこんな世界が生み出されたのか。なぜ廃墟と化したのか。追体験できるのがいい。2023/07/01
Gemi
63
クレイジージャーニーを支える1人である佐藤健寿氏の写真集。たまらなくなる。写真じゃなく今すぐこの目で見に行きたくなる。前作でも同じ感情が沸いてきた記憶が蘇る。写真ってやっぱりその人が前面に出るなと。その人の視点、興味、思考、志向など。別の人が同じ場所で同じカメラで撮影したとしても、同じものは決して撮れない。佐藤さんの突き抜けた想いはとても興味深い。今作でも訪れたことのある場所があった。それだけで感慨深い。今作では旧ソ連のロケット発射場所とチェルノブイリの対比が面白かった。コメントでクスっと笑えるのも良い。2019/04/20
jam
54
南仏の港町ポルトデボクーにある個人庭園は、約700体の鉄の怪物により埋めつくされる。彼らの創造主レイモンド・モラレスは鉄工職人だったが、やがて自らのためだけにハンマーを奮い、彼らを森に解き放った。死の直前まで憑かれたように制作に打ち込んだが、彼らは森に放置され時に好事家に見せるのみだという。家では無口で「鉄の心を持った獣だった」と回想するのは甥で、そこは今も閉鎖され、誰をも寄せ付けぬ異世界である。その他、世界各地に在る常識の範疇を超えた建築物や構造物の世界へ写真家が誘う。奇形標本、ミイラなどの写真も。2025/01/06
すい
52
1と一緒に借りてしまったので読んだものの、やっぱりちょっと見るに堪えない写真があって、サラサラと流し読み。1に比べても性的なものや残酷なものが多くて辛かった。続きが出ても見ないだろうな。2015/03/07
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