内容説明
謎に包まれた人間の超常的な能力に挑む!「意志の力で物体を動かす」「過去や未来の出来事を見通す」「しゃべらずに情報を伝える」…これらは本当に可能なのか?気鋭のサイエンスライターがさまざまな実験結果や主張を検証し、「超能力」の真実に迫る刺激に満ちた1冊。
目次
第1章 パワーを科学する―スーパーヒーローと物理学
第2章 超心理学―ヒツジとヤギを分ける
第3章 私の声が聞こえるか
第4章 動いた!
第5章 未来予知
第6章 遠隔透視
第7章 ラインの実験室にて
第8章 超能力の軍事利用
第9章 PEARの地道な実験
第10章 スプーンを曲げる
第11章 そこに何があるのか
著者等紹介
クレッグ,ブライアン[クレッグ,ブライアン] [Clegg,Brian]
イギリス、ウィルトシャー州に在住のサイエンスライター。ケンブリッジ大学で物理学の学位を取得。数多くの雑誌にコラムや記事、書評などを寄稿している
和田美樹[ワダミキ]
東京生まれ。1987年よりアメリカ在住。ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザイン、輸出入販売会社勤務を経て、出版・映像翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モッタ
9
★★☆☆☆ 超能力のちからを読み解くというよりも、無理矢理否定している感じがする。もっと科学的に読み解いてほしかった。2013/09/15
suzuki s
1
超能力を科学的に証明することは、難しい。だからといって、無いと決めつけられない。といった話。 ユリ・ゲラー、やフーディーニ、ジェームズ・ランディの具体的な話などは、まるでTRICKの世界のようだった。 専門的な話なども多く、まるっとお見通し!とは行かなかった。2014/06/09
ノコギリマン
1
読了。超能力そのものというよりも、それを科学的に実証するためにはどのような実験をするべきか? ということに重きを置いた本でした。そのため、過去の実験の不備を懇切丁寧に説明しつづけるだけの本になってしまっている感がある。個人的にはかなり楽しく読ませてもらったので、オススメです‼2013/08/09