• ポイントキャンペーン

世界の名建築解剖図鑑

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 175p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784767814049
  • NDC分類 524
  • Cコード C0052

内容説明

西洋建築を古代ギリシャから今日に至るまで網羅した、壁の下塗りや屋根の構造から円柱の種類や装飾的なモールディングに至るまで、さまざまな方法で記述される建物を理解するための、ビジュアルガイド。図版を充実させ、ほぼすべてのディテールを注釈付きの写真や図面で表した。写真と注釈を通じて建築それ自体を見せることを優先し、建築の基本的な概念と構成要素に分解した本の構成を採っている。

目次

第1章 建築の種類(古典的な神殿;中世の大聖堂;ルネサンス様式の教会;バロック様式の教会;要塞建築;カントリーハウスとヴィラ;正面を通りに向けた建物;公共建築;モダンブロック;高層建築)
第2章 建築の構造(柱とピア;アーチ;近代的な構造)
第3章 建築の細胞(壁と仕上げ;窓と扉;屋根;階段とリフト)
用語集

著者等紹介

ホプキンス,オーウェン[ホプキンス,オーウェン] [Hopkins,Owen]
ロンドンを中心に活動している建築のライター、歴史家、キュレーター。イギリス建築の17~18世紀の様相についての、学術的な記事や論文を執筆している。現在は、ロンドンの王立芸術院にて建築のカリキュラムを担当し、また展覧会「Nicholas Hawksmoor:Architect of the Imagination」(2012年)のキュレーションなども行っている

伏見唯[フシミユイ]
1982年東京都生まれ。2008年早稲田大学大学院創造理工学研究科修士課程修了。2008年新建築社入社、『新建築住宅特集』『新建築』編集部。現在はフリーランスの編集者・記者として活動

藤井由理[フジイユリ]
1970年東京都生まれ。1999年早稲田大学大学院創造理工学研究科修士課程修了。2000~01年スタジオナスカ。2001~04年Studio Daniel Libeskind(スタジオダニエルリベスキンド)。その内の1年は文化庁の新進芸術家海外研修制度として派遣。2004年~藤井建築研究室。2007~09年早稲田大学非常勤講師。2010~13年国士舘大学非常勤講師。現在、法政大学、東洋大学、工学院大学非常勤講師

小室沙織[コムロサオリ]
1982年千葉県生まれ。2008年早稲田大学大学院創造理工学研究科修士課程修了。2008年文化財保存計画協会入社、主に城郭石垣の保存修復計画および調査を担当。2012年春よりドイツ・ベルリン在住。マクデブルク大聖堂などドイツ国内の文化財修復事業に関わる。フリーランスにて翻訳、取材手配、コピーライティングにも携わる。デザインからジャーナリズムまでさまざまな活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koki Miyachi

13
イギリス人の著者の目を通して見た建築図鑑。キリスト教を理解せずに西欧文化を理解できないのと同じように、西欧建築の根底にある教会建築や組積造など、社会的背景を踏まえた建築の歴史を理解しなければ、西欧建築は理解し切れない。この建築図鑑には、見慣れない特殊用語や、興味深い解説文が満載で、彼らの建築の見方を知る格好のリソースになりそうだ。2013/10/12

SKH

9
目からウロコ。2014/01/13

jackbdc

6
建築に類型を当て嵌めるという発想がなかった。こうして意識して観ると建築の味わい方が確かに変わるように思う。建築が、かくも色々なパーツが組み合わさって出来ているんだなと感じ入った。パーツ一つ一つに観るべきポイントがあるし、組み合わせについても然り。要素還元主義的なアプローチとでも言うのだろうか。実用品ならばそれが該当するのは理解できる。自宅の建築とか。しかし芸術作品にもそのような観方が嵌まるとは。芸術といっても絵画と違う点としては建築の要素には縦横(歴史や地域等で似た手法を用いるなど)展開がある点か。2021/09/16

takao

2
わかりやすい2017/05/19

メイ

2
建築の専門ではないのですが、何かの閃きになるかと手に取りました。美しい建築物の細部を図鑑のように紹介しており、知識のない私でも楽しめました。建築物を見る目が深くなると思いますので、観光などで実際に訪れる前に一度手に取ってみると面白いかもしれません。2013/09/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7164577
  • ご注意事項