内容説明
西洋建築を古代ギリシャから今日に至るまで網羅した、壁の下塗りや屋根の構造から円柱の種類や装飾的なモールディングに至るまで、さまざまな方法で記述される建物を理解するための、ビジュアルガイド。図版を充実させ、ほぼすべてのディテールを注釈付きの写真や図面で表した。写真と注釈を通じて建築それ自体を見せることを優先し、建築の基本的な概念と構成要素に分解した本の構成を採っている。
目次
第1章 建築の種類(古典的な神殿;中世の大聖堂;ルネサンス様式の教会;バロック様式の教会;要塞建築;カントリーハウスとヴィラ;正面を通りに向けた建物;公共建築;モダンブロック;高層建築)
第2章 建築の構造(柱とピア;アーチ;近代的な構造)
第3章 建築の細胞(壁と仕上げ;窓と扉;屋根;階段とリフト)
用語集
著者等紹介
ホプキンス,オーウェン[ホプキンス,オーウェン] [Hopkins,Owen]
ロンドンを中心に活動している建築のライター、歴史家、キュレーター。イギリス建築の17~18世紀の様相についての、学術的な記事や論文を執筆している。現在は、ロンドンの王立芸術院にて建築のカリキュラムを担当し、また展覧会「Nicholas Hawksmoor:Architect of the Imagination」(2012年)のキュレーションなども行っている
伏見唯[フシミユイ]
1982年東京都生まれ。2008年早稲田大学大学院創造理工学研究科修士課程修了。2008年新建築社入社、『新建築住宅特集』『新建築』編集部。現在はフリーランスの編集者・記者として活動
藤井由理[フジイユリ]
1970年東京都生まれ。1999年早稲田大学大学院創造理工学研究科修士課程修了。2000~01年スタジオナスカ。2001~04年Studio Daniel Libeskind(スタジオダニエルリベスキンド)。その内の1年は文化庁の新進芸術家海外研修制度として派遣。2004年~藤井建築研究室。2007~09年早稲田大学非常勤講師。2010~13年国士舘大学非常勤講師。現在、法政大学、東洋大学、工学院大学非常勤講師
小室沙織[コムロサオリ]
1982年千葉県生まれ。2008年早稲田大学大学院創造理工学研究科修士課程修了。2008年文化財保存計画協会入社、主に城郭石垣の保存修復計画および調査を担当。2012年春よりドイツ・ベルリン在住。マクデブルク大聖堂などドイツ国内の文化財修復事業に関わる。フリーランスにて翻訳、取材手配、コピーライティングにも携わる。デザインからジャーナリズムまでさまざまな活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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