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目次
序 天と地が支配する世界の感動
1 雷龍の国に魅せられて―ブータンの風土と歴史と人々
2 風と水と谷―西ブータンを中心とした景観構成
3 神々に抱かれた集落―農村と商家の村にみる居住システム
4 風の国ブータンの民家と暮らし―土と木のバランスが生んだ住まい
5 ブータン独自の複合建築―ゾンそのマンダラ的空間
6 祭りとラカン空間―神と人が交錯する舞台
7 神々の舗設―聖なる建築物の思想と構造
著者等紹介
宮脇檀[ミヤワキマユミ]
1959年東京藝術大学美術学部建築学科卒業。1961年東京大学大学院修士課程修了。1964年(有)宮脇檀建築研究室を設立。その後、法政大学、東京大学、共立女子大学等の非常勤講師。日本建築家協会理事、東京建築士学会評議員、日本建築学会委員を歴任。1991年日本大学生産工学部建築工学科教授。1998年10月没
猪野忍[イノシノブ]
1970年法政大学大学院工学研究科修士課程修了。1968年河原一郎建築設計事務所勤務。1976年猪野忍建築設計(現、(有)猪野建築設計)設立。現在、法政大学デザイン工学部兼任講師、法政大学エコ地域デザイン研究所研究員
栗原宏光[クリハラヒロミツ]
1966年千葉大学工学部写真工学科卒業。写真家小山孝に師事。1973年に栗原写真事務所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dramaticseimei
6
世界一幸福と言われる国のことを尋常じゃなく丁寧に描いている。すごく軽い気持ちで本を借りた分、あまりの細かさに引いた。もはや、ブータン解体新書である。まさか、建物の作り方や成り立ちみたいなことを中心に表現されるとは思わなんだよ。これは!想像よりも!詳しかったぜ!!2025/03/27
あきこ
1
作者の宮脇檀の名に惹かれて読んだ。もちろんブータンという物質に支配されていない国にも興味があった。この本は精神的な側面だけでなく、その生活様式、宗教とのかかわり、自然との共生などブータンでは当たり前であろう、生活の根本を紹介したものだ。家畜も家族のように暮らし、藁や糞尿までもリサイクルされることが普通の生活の一部になっている。日本人なら少し不潔かな、と思う環境の中でその心が得ている満ち足りた毎日について発想の転換を迫られた。この国はある意味、最先端なのかもしれない。2012/04/02
もち
0
ブックデザインだけが微妙2012/10/21