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過食にさようなら―止まらない食欲をコントロールする

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784767809465
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0030

内容説明

食べ始めたら、なぜ手が止まらないのか。米国食品医薬品局(FDA)の元長官が深刻化する肥満問題を解決すべく、食品業界の巧妙な手口とともに、過食行為に走るメカニズムを生理学的に解明。衝撃的な事実と具体的な治療法を提示し、我々の食生活に警鐘を鳴らす1冊。

目次

第1章 砂糖、脂肪、塩の強化作用
第2章 食品業界の手口
第3章 条件付け超過食の出現
第4章 過食治療の枠組み
第5章 摂食リハビリテーション
第6章 過食にさようなら

著者等紹介

ケスラー,デイヴィッド・A.[ケスラー,デイヴィッドA.][Kessler,David A.]
医学博士。小児科医。アマースト大学、シカゴ大学ロースクール、ハーバード・メディカル・スクールを卒業。イェール大学およびカリフォルニア大学の医学部長を歴任し、ジョージ・H・W・ブッシュおよびビル・クリントン政権下で米国食品医療品局(FDA)長官を務める。FDA長官時代には、消費者に安全な食品を供給するために栄養成分の表示を徹底させ、健康被害を防ぐためにタバコの規制強化に尽力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぎゅう

5
DaiGoオススメの本として紹介されていて、最近の過食傾向を打破すべく手にとりました。本の前半はほぼアメリカの食品マーケティングの闇と、糖分と脂肪と塩分の中毒性の話。様々な実験結果や美味しそうな食品の裏事情は恐ろしくて為にはなるが、元々興味のある分野というのもあり、大体知ってました。それよりも打開策が知りたいんです!最後の方になってやっと解決法が列挙されますが、説明が抽象的かつ具体的な成功事例が少ない。ハウツー本ではないから仕方ないのかも。それでも参考になる部分はありました。モチベーションは上がった!2020/06/12

shizuca

5
以前読んだ成功する子失敗する子に参考文献として登場していたので読んでみました。米国の食事、これがすべてではないと思うのですが胸焼けしそう。チーズとポテトとチョコレートとかそりゃ太る。ただ、この本はなぜ食べすぎてしまうのか、抵抗できないのはなぜなのか、と切り込んでいき、米国の食品業界の闇(消費者を一種の中毒にして利益を得る)を浮き彫りにします。日本にも米国式の飲食店入ってきてますが、こどもの味覚と健康をどう守るか、よくよく考えねばと思いました。2017/08/21

nico560

3
昔は、夕食後によくお菓子を食べていた。それで疲れが癒されたり、気分がよくなったように感じていた。 でもそれは健康にはほど遠いい行為だ。 この本は、なぜ人間はそういった食べ物に引かれるのかと、それに対する対処法を紹介している。2019/11/04

ココアにんにく

3
面白い!没頭して読みました。企業の考えてることは想像以上でした。いかに依存性を高めるか、砂糖+脂肪+塩の「至福点」、食感や揮発性の香りなどの「感覚刺激」。安価な砂糖や油脂増やして味付けを濃くすれば美味しくなる。しかし家ではそんな不健康な料理はしません。でも商品となると!フリトレーの研究者の「5つの抗いがたさの要因」などの話が凄すぎる。プライミング効果など脳の神経回路の話もゾッとします。やはり知識って必要だと実感。対策も後半に書かれている。中でも気になるのがたんぱく質と満腹感の話。他の本でも調べてみたい。2019/02/28

Syuri

2
味覚的満足感というのが新たな発見だった。 食べたいと思う気持ちの5つの要因 カロリー、風味刺激、食べやすさ、溶けやすさ刺激の得やすさ。 我々は塩分と砂糖と油に完全に飲み込まれてしまっている。うむ。うむ。納得。 私はいつも食パンを過食してしまう

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