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脳科学は何を変えるか?―まだ見ぬ未来像の全貌

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784767809298
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0030

内容説明

人間観にコペルニクス的展開をもたらす「脳科学革命」前夜。―近代の意識主体を崩壊させ、法制度の枠組みや自由とは何かを問い直す「脳科学新時代の到来」がすぐそこに迫っている。BMI(ブレイン・マシーン・インターフェイス)のもたらす技術革新とは?意思決定の自由を奪い、近代の人間観を瓦解させる「実は恐ろしい脳科学」が、いま、ついにパンドラの箱を開けるのか?豪華執筆陣が一挙に集合し、脳科学が可能にする未来を探る。

目次

知覚経験の深みへ(茂木健一郎×内藤礼)
第1部 脳科学の現在(生命を捉える!最先端の地平へ(茂木健一郎×池上高志)
メタファーとしての脳科学(下條信輔×タナカノリユキ)
「天才脳」は存在するか?(羽生善治×田中啓治×信原幸弘)
脳に宿るアイデンティティ(林成之×森岡正博)
人間の精神に迫る!(斎藤環×池谷裕二))
第2部 脳科学最先端―脳科学は何を変えるか?(脳科学リテラシー(信原幸弘)
BMIの可能にする未来とは(神谷之康)
「言語」人間らしさの本質とは(酒井邦嘉)
「感情」「自由意志の所在」(高橋英彦)
脳科学と社会(村上陽一郎))

著者等紹介

信原幸弘[ノブハラユキヒロ]
1954年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。哲学者。専門は科学哲学、心の哲学。「ニューロ3本立て」として、ニューロフィロソフィー、ニューロエシックス、ニューロリテラシーの研究に取り組んでいる。また、倫理の自然化を目指して、倫理の脳科学の成果を吟味しながら、倫理的判断、行為、意思決定に関するニューロフィロソフィーの研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すぐる

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2011/07/04

liverpool0810

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超豪華な著名人が集合し、脳科学が可能にする未来を探る対談、インタビュー集。神谷氏INTと酒井邦嘉教授INTが興味深く読めた。特に神谷氏のBMIのもたらす技術革新についての話はSF的だがおもしろい(将来BMIの普及で「身体の壁」を超えることが可能!第二の身体の獲得!?)。これらが現実化すれば当然、近代の人間観は崩壊し、法制度の枠組みや自由とは何か根底から問い直さざる得ない。ただ一方で脳科学はまだ若い学問であり、物理学でいうとガリレオ以前だとの意見もあり、本当に「これから」の学問のような印象を受けた。内身自体2010/03/10

Ami Salon

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脳についてのプロフェッショナルの方々の対談をまとめた本です。 難易度:★★★★★ 明るさ:★★★★☆ 注釈活用度:★★★★★2023/12/30

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