感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
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照明設計の入門書としてパーフェクトな内容の一冊。ビジュアルもしっかりしているのでイメージもしやすい。分野としては住宅に特化している(店舗もけっこう対応しているが、工場やオフィスは割合的に少なめ)。注意点としては割と欧米のような照明配置を案内しているが、欧米とアジア人とでは虹彩に入る光の量が異なるため、シーリングで全体的に明るさをとってあげないとアジア系の人々は暗さを感じる懸念がある。また、日本の場合、シーリングで明るさをとる設計の歴史があるため、このデザインが最適なのかは個人的に検討する余地があると思う。2022/10/21
ルーファー
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現時点で照明に関する本の決定版。2010/05/12
christinayan01
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ライティング関係の会社に就職した人にとってはバイブルとなり得る本ではないか。素晴らしい。私は住宅目的で入手したが、商業施設や物販、医療、飲食店のライティング手法の基礎が事細かに図解でわかりやすく書かれている。NGパターンや、一見OKのようだが、状況によってはNGになるなどの起こりがちな事例も数多く載っていて勉強になる。 そんな内容なので「趣味でインテリアの間接照明を本格的にしたいなあ」みたいなノリの人には向かない。2019/09/08