内容説明
U2・ボノが立ち上げたブランド「Edun」は、ジーンズを支える人々の苦境を救うことができるのか。旧ソ連圏の綿畑やアジアの衣料工場の労働者、ニューヨークやイタリアのデザイナーなど衣料産業に携わる世界の人々を訪ね歩き、複雑な関税制度や貧困・環境問題など、グローバル経済のさまざまな問題点を浮き彫りにした1冊。
目次
第1部 綿の原産国・アゼルバイジャンの苦悩(Edun―ボノたちが目指す新しいルール;命を与え、命を奪う全能の神 ほか)
第2部 高級ブランド大国・イタリアの憂鬱(「メイド・イン・チャイナ」の脅威;ジーンズは人生を模倣する ほか)
第3部 カンボジアの命運を左右する衣料工場(リスクと引き換えに手に入れた産業;工場で働く労働者にもたらした変化 ほか)
第4部 巨人・中国の取り組みと可能性(モデル工場のドアをノックする;監査システムの限界と可能性 ほか)
著者等紹介
スナイダー,レイチェル・ルイーズ[スナイダー,レイチェルルイーズ][Snyder,Rachel Louise]
ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズ・マガジンやスレート(オンライン雑誌)、ニュー・パブリック誌などに執筆。ラジオ番組「ディス・アメリカン・ライフ」「マーケットプレイス」に出演。カンボジアとシカゴとワシントンD.C.で暮らしてグローバルな人生を実践する
矢羽野薫[ヤハノカオル]
会社勤務を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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