内容説明
つくり手の息づかいが伝わるお家たち。モロッコ、16とおりの暮らし方。
目次
おとぎの国の漁師の家
ポルトガルの香りがする18世紀の領主のリヤド
アーティストたちのギルド村
椰子の森のアールデコ屋敷
領主のお城に住む一族
さよなら、土の家
羊飼いたちの石の家
建築家たちの邸宅
メンゼのある伝統屋敷に住む
一家7人で2DKに住む知恵〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュースの素
7
とても素敵な本。旅でもモロッコは大好きで数々のタイルに感動したものだ。イスラムのインテリアはミステリアスでいい。この本からいろんなアイディアをもらえる。本の紙質も艶消しのザラッとしたもので それもいい。2016/10/24
明るい果物
2
流し読み!モロッコいいねぇ!2LDK?に7人で暮らしてる人が「ひとりになりたいときはカフェに行く」って言ってて、なるほどそういう考え方もあるのかと思った2012/01/03
necoko19
0
★★★2010/03/28
びん
0
ビジュアルブックへの感想なんて変な感じだが、感想を書き込みたい気持ちにさせてくれる本。 イブ・サン・ローランの庭が見える高級住宅地に住むかた、かつて栄華を誇った一族の末裔、ヨーロッパから移住して広大な土地に住まいし地域の人に雇用を提供する人、などきらきらしいお宅が並ぶ中、立って半畳寝て一畳の空間に暮らす病気の元漁師の部屋も写真に収められている。 モロッコの素晴らしい住宅建築やその技術を知るのみならず、モロッコのたどってきた歴史や格差などに思いを馳せる一冊だった。そういう意味で、「地球家族」シリーズに似る。2021/04/06