内容説明
マンガで綴る室礼の入門書。
目次
12月 年末・大正月の準備
1月 大正月・人日の節供
1月 小正月
2月 節分
3月 上巳の節供
4月 田の神の日・花祭り
5月 端午の節供
6月 夏越大祓
7月 七夕の節供
8月 盂蘭盆会
重陽の節供
十五夜
新嘗祭・玄猪
冬至
著者等紹介
大島健二[オオシマケンジ]
建築家。1965年神戸生まれ。1991年神戸大学大学院修士課程修了後、日建設計勤務(1991‐1994年)。1995年29歳で独立、現在、OCM一級建築士事務所主宰
神山アキコ[カミヤマアキコ]
漫画家。1972年埼玉県生まれ。日本デザイン専門学校グラフィック科卒。1998年女性漫画誌でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kanki
4
農耕民族日本人。単調で素朴な日々。時々パワーと祈りと感謝を。2020/08/21
綾瀬ちかこ
3
漫画形式で取っつきなく入れます。 日々の感謝やお祓いなどを季節ごとに、感覚や趣向で表現し、飾り付けで表す室礼。日本の現代では忘れつつあるけれど、自然と密接な素敵なことなんだなーと感じました。 本来の形と、現代で行うにはこんな形はどう?と提案されているのもわかりやすい。真似しやすい。2013/06/03
エムコ
3
はじめに&あとがきより抜粋。「毎日の単調で素朴な生活の中に、常に新しい「気」を入れながら、自分の中にあるネガティブな精神状態や、不健康なカラダの状態を“祓い除け”、先祖に見守られながら、パワーをもらうということ。」これが「まつり」であり「室礼」である。「どれだけ罵声をあびせかけられようが、イジメられようが、ニヤニヤと笑みを浮かべながら生きていくことのできる想像力、多くの神様と先祖の霊に見守られ、自分は独りではない、というキモチ、それが今必要なのではないだろうか」2010/03/22
ゆずりは
2
漫画形式だし、いまどきの家でやるってところが、実践しやすそう。奥さんの食い意地貼ってる感じもその気持ちでやれば伝統も味わえるし、季節ものも堪能できるし一石二鳥かもと思った。節分や端午の節句とかはいまでも習慣として残ってるけど、本来のものとは違うんだなーと思った。一度ここまできちんとやってみたら面白いなと思う。2012/01/24