内容説明
生活水準の向上、アメニティの追求などによって、現在の建築物は、雨露・雪・火・飛来物の遮蔽はもちろんのこと、光・熱・湿度・音・空気・ガス・臭い・視線・電磁波などの出入りをコントロールしなければならないので、屋根と壁に対する要求性能は多岐にわたり、かつ高度化しています。屋根と壁の材料・構法および工法は建築思潮の変遷とあいまって、めまぐるしく変化しています。こうした状況の下で、建築物を企画・設計・施工・維持管理していくためには、部位を造り上げていく基本的なシステムを的確に把握することが欠かせないものとなっています。本書はこのような前提で、屋根や壁に関する多くの情報を体系的に整理し、わかりやすく提供できるよう配慮しています。
目次
1 建築物の外皮としての屋根・壁(屋根・壁の働き;建物表面としての屋根・壁 ほか)
2 屋根の構法(屋根構法デザインの基本的事項;屋根構法システムの種類と選択 ほか)
3 外壁の構法(外壁構法デザインの基本的事項;外壁構法システムの種類と選択 ほか)
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