出版社内容情報
ネイティブ発想の「句動詞のシソーラス」
日本人が苦手とする英語の句動詞は、じつは動詞部分よりも後に続く前置詞や副詞の方が重要な役割を果たすことがあります。ネイティブは句動詞を感覚的に使いこなしていますが、彼らの脳内で句動詞はどう見えているのでしょうか。本辞典は、2002年刊『英語句動詞文例辞典』を一部加筆修正して改題したものです。
◎句動詞が引ける、学べる、初のシソーラス
〈本辞典の特色〉
○句動詞の意味を知るだけでなく、読んで学べるユニークな辞典。句動詞全体が体系的に頭に入るので、未知の句動詞に出会った場合でも、意味を類推する力を養うことができる。
○句動詞の意味を確定する要素として大切なパーティクル(前置詞や副詞などの不変化詞)を核にして配列。3種類の「索引」で引く便利な辞典としても充実させた。
○意味や表現される場面にしたがって33のテーマに分類。総数4314の句動詞にはすべて例文をつけた。
○動詞に続く品詞の種類や語順を「シンボルグラマー」と呼ぶ記号で明示し、句動詞の文法情報をひと目で分かるように工夫した。
<著者紹介>
クリストファ・バーナード(Christopher Barnard)
1948年西インド諸島のセントルシアに生まれる。イギリスで学び、ケンブリッジ大学を卒業。その後、アメリカのコーネル大学で言語学の修士号を取得したほか、テンプル大学で教育学博士号を取得する。日本では言語教育や辞書学の分野で幅広い著作活動を行なっている。元帝京大学教授。著書に『ライトハウス英和辞典』(編著)、『コンパスローズ英和辞典』(英文校閲)、『研究社 英日・日英ポケット辞典』(編著)、などがある。
内容説明
句動詞が引ける、学べる、初のシソーラス。句動詞の意味を知るだけでなく、読んで学べるユニークな辞典。句動詞全体が体系的に頭に入るので、未知の句動詞に出会った場合でも、意味を類推する力を養うことができる。句動詞の意味を確定する要素として大切なパーティクル(前置詞や副詞などの不変化詞)を核にして配列。3種類の「索引」で引ける便利な辞典としても充実させた。意味や表現される場面にしたがって33のテーマに分類。総数4314の句動詞にはすべて例文をつけた。動詞に続く品詞の種類や語順を「シンボルグラマー」と呼ぶ記号で明示し、句動詞の文法情報をひと目で分かるように工夫した。
目次
動き(狭い範囲:小さい/一時的な)
動き(広い範囲:大きい/連続的な/目的を持った)
接近・到着・訪問
出発・去ること・発送
位置・(非)存在
接触・発見・近隣
攻撃(言葉による/物理的な)
抑圧・打ち勝つこと
拒絶・回避
説得・奨励・強制
防止・防御・保護
表面
中から外へ
外から中へ
上から下へ
下から上へ
力・量などの増加
力・量などの減少
外見・可視性
生産・発散〔ほか〕
著者等紹介
バーナード,クリストファ[バーナード,クリストファ] [Barnard,Christopher]
1948年西インド諸島のセントルシアに生まれる。英国で学び、ケンブリッジ大学を卒業。その後、米国のコーネル大学で言語学の修士号を取得したほか、テンプル大学で教育学博士号を取得する。日本では言語教育や辞書学の分野で幅広い著作活動を行なっている。元帝京大学教授。関心をもっている研究テーマは、言語とイデオロギーの関係、特に学校のカリキュラムにおけるイデオロギー、機能文法の理論と応用など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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