出版社内容情報
開放系(非自律)言語学の発展の概観と現状
本書は、『言語学I』が対象とした歴史・比較言語学、一般言語学を除く共時言語学を扱い、とくに言語をそれ以外の文化要素と結びつけて解明しようとする、開放系の言語学の展開を概観している。第 I部の文献解題では各分野の要 (カナメ) をなす49書を批判的に解説する。
第1章「言語学、社会言語学、言語人類学の概説書」では Hockett (1958)、Lyons (1968)、 Trudgill (1974)、Foley (1997) などの7書を、第2章「今日の言語人類学、社会人類学の基礎を作った研究」では、Brown & Gilman (1960)、Brown & Ford (1961)、Hymes (ed.) (1964)、Lounsbury (1964)、Silverstein (1976) などの14書を、第3章「言語人類学、社会言語学の発展」では、Goffman (1981)、Gumperz (1982)、Brown & Levinson (1987)、 Saville-Troike (1982)、Gumperz & Levinson (eds.) (1996) などの13書を、第4章「類型論と普遍性」では Weinreich (1953)、Greenberg (ed.) (1963)、Comrie (1981)、池上嘉彦 (1981)、Wierzbicka (1991) などの9書を、最終章「テキスト言語学、その他」では Halliday & Hasan (1976)、de Beaugrande & Dressler (1981)、Taylor (1989)、Fowler (1991) などの6書を解題する。
第2部の文献
内容説明
本書は、『現語学1』が対象とした歴史・比較言語学、一般言語学を除く共時言語学を扱い、とくに言語をそれ以外の文化要素と結びつけて解明しようとする、開放系の言語学の展開を概観している。第1部の文献解題では各分野の要(かなめ)をなす49書を批判的に解説する。第2部の文献目録は約1900点の文献目録からなり、主なものには簡潔な解説を付け、また、巻末の雑誌文献類の書誌にはURLも付してあるのでより詳しい情報を望むものには便利である。
目次
第1部 言語学2文献解題(言語学、社会言語学、言語人類学の概説書;今日の言語人類学、社会言語学の基礎を作った研究;言語人類学、社会言語学の発展;類型論と普遍性;テキスト言語学、その他)
第2部 言語学2文献目録
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