内容説明
本書は、主として非公開会社の現状と将来性をより的確に読みとるには、どんな点についてどのように調べ、分析し、評価すべきかについて、専門家ではない方々のために書いたものである。
目次
1 企業の現状はどのように把握したらよいか(まず、企業発展の歴史をみる;経営者、経営陣はどんな顔ぶれか;産業構造の変化と企業素質の見方;計数の把握と分析のしかた;金融力を検討する)
2 企業の将来性はどのようにみたらよいか(既存製品の将来性はどうか;新製品の評価はどうするか;大企業との関係で技術を評価する;経営計画を検討する ほか)
3 非上場企業の株式評価のしかた(評価の局面と目的とはなにか;評価の前提条件にはなにがあるか;一般的な評価方法と算定のしかた;具体的評価の留意点;評価方法の種類と算出のしかた;中堅・中小企業の株価算定の考え方)