内容説明
本書は、グローバリゼーションを視座として、成長著しい消費者信用ビジネスが、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ドイツ、日本において、いかに発展してきたか、そして、消費者信用が社会的に浸透する過程でどのような問題が起こり、いかなる法的措置がとられたかを分析する。
目次
第1部 消費者信用ビジネスの発展(アメリカ―クレジットカードとアメリカ社会;イギリス―サービス・クオリティ戦略の推進;オーストラリア―プライバシー法が影響;ドイツ―堅実に発展する消費者信用ビジネス;日本―日本における消費者信用ビジネスの発展)
第2部 消費者信用ビジネスと消費者保護(アメリカ―クレジットカード社会とプライバシー保護;イギリス―消費者意識の変革と法的保護;オーストラリア―情報のコンピュータ化とプライバシー保護;ドイツ―合理的な法の運用;日本―消費者信用ビジネスと法規制;インプリケーション―消費者信用ビジネスの発展と消費者保護)