ケイブンシャノベルス<br> 血(ルジラ)の翳り

ケイブンシャノベルス
血(ルジラ)の翳り

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  • サイズ 新書判/ページ数 273p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784766934427
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

警視庁捜査一課の霜月令七は、二年前、多摩川河畔で妻子を惨殺された。捜査の進展のない警察を辞め、孤独な犯人探索に旅立って半年、霜月は見知らぬ男に襲われる。折しも、妻子の解剖執刀医で親族でもある能形から、この一年の間に血縁の子供が四人死んでいることを調べてほしいと依頼される。そこから始まった血族の過去への旅は、妻子殺害の想像を絶する真相を探り出し―。恐るべき血の粛清の陰謀を暴く元刑事の死闘。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

稲田紹

1
この著者の作品を中学生の頃、読み漁った記憶がある。ちょうど、角川映画全盛期である。抑えられない感情が沸々を沸いたものである。この作品も血を巡って、江戸時代!?まで遡る凝りよう。所々お色気も忘れない。楽しく読めました。ラストはこう来たか‼️2022/06/30

やこ

1
有栖川有栖作品にタイトルが出てきていたので購入。遺伝的な犯罪者はいるけど、教育で矯正できる!と言い切っちゃうと、親権停止を簡単に出来るようにしないとって話になるような?2017/03/05

あらたま

0
「46番目の密室」で言及されてたので読んだら、アニメPSYCHO-PASSっぽい所もあって想定外。犯罪を犯す確率の高い人間を隔離できればいいが、人はそれを希まないとか。社会通念として危険は常にあるものとか。最後一対一の肉弾戦と傍観者一だったり。途中から近親とか乱交とかエロばっかりだったけど、そうして「濁った」「犯罪者の血」を断種するのは是か非か。血が犯罪者を生むのか、環境と教育で防げる、防げなかった場合の賠償責任は社会にあるか…という話になる。いやしかし疲れた。2013/05/13

忍者千乗りの門戸開放

0
別管理していた読了リストより転記

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