内容説明
東京。真夏の隅田川に異様に膨らんだポリ袋が浮かんだ。中には若い女の上半身。頭部がない上に、背中の皮が剥がれた惨い死体だ。浅草東署の相沢部長刑事は、背中の皮を剥いだ手口から、身元を明かす手がかりは入れ墨にあると睨み、独自の捜査を開始する―。身元不明のバラバラ死体は、やがて意想外の国際的犯罪組織の盗品売買ルートをあぶり出すが…。裏通りの極悪に立ち向かう刑事魂を描く書下ろし長篇警察小説。
東京。真夏の隅田川に異様に膨らんだポリ袋が浮かんだ。中には若い女の上半身。頭部がない上に、背中の皮が剥がれた惨い死体だ。浅草東署の相沢部長刑事は、背中の皮を剥いだ手口から、身元を明かす手がかりは入れ墨にあると睨み、独自の捜査を開始する―。身元不明のバラバラ死体は、やがて意想外の国際的犯罪組織の盗品売買ルートをあぶり出すが…。裏通りの極悪に立ち向かう刑事魂を描く書下ろし長篇警察小説。