内容説明
北日本上陸軍はすでに仙台にまで迫り、戦局は最終決戦の時を迎えていた。だが、機械化精鋭部隊を首都防衛に置いて温存をはかる陸軍首脳部に若いエリート将校たちが反撥、彼らはついにクーデターの計画実行に乗り出す。内部崩壊の進む南日本。それをさらに脅かす北日本上陸軍の山室首相暗殺部隊。だが、一方、北でも核兵器工場建設にからんだ政局の混乱が始まりつつあった―。複雑に交錯する両国の思惑をよそに、急速に動き出した戦局の行方は…。シリーズ堂々の完結篇。
北日本上陸軍はすでに仙台にまで迫り、戦局は最終決戦の時を迎えていた。だが、機械化精鋭部隊を首都防衛に置いて温存をはかる陸軍首脳部に若いエリート将校たちが反撥、彼らはついにクーデターの計画実行に乗り出す。内部崩壊の進む南日本。それをさらに脅かす北日本上陸軍の山室首相暗殺部隊。だが、一方、北でも核兵器工場建設にからんだ政局の混乱が始まりつつあった―。複雑に交錯する両国の思惑をよそに、急速に動き出した戦局の行方は…。シリーズ堂々の完結篇。