内容説明
フレアは祖国の残党を追って未知の大陸プロバンスへ渡ることを決意した。だが、祭りに浮かれるオクエウの港町で、不覚にも泥酔してしまった彼女は、突如現れた謎の巨大飛行物体に攫われてしまう。敵の正体は空中要塞アルバロン。魔術的な科学力を誇るブニイプスの軍隊だった。頼みの魔剣イスカンダルを失い、大空に拉致されたフレア―虚空からの脱出を図る彼女の命運は?野性の処女の血とイスカンダルの魔力を狙う邪悪の軍団に凄絶な空中戦を挑む、女戦士フレアの活躍。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(^p^)<曙光!
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女戦士フレアが貞操の危機と戦いながら純潔を守り抜くのを応援するシリーズ第三巻。今回は種として衰退しつつある超文明アトランティスの王家が、生命力に溢れるフレアと子作りしてお家再興を図ろうという身の程を弁えない計画。草食系が黒ギャルに憧れるみたいな感じですね。ここに30代後半の金髪イケメン海賊(ちょいワルおやじ)がフレアを嫁にしようとちょっかいを掛けてくるので、どうなることかと思いましたが、そっち方面は前二作に比べると控えめ…というか、まったく有りませんでした。クライマックスで四巻へ続きます。2016/01/13
warimachi
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前巻まででもよくわからない感じだったが、とうとう潜水艦にはじまり飛行要塞、巨大人型兵器(太陽エネルギーで動くとはエコですなあ)VS巨獣キマイラとますます投げやり気味な展開にノスタルジーを覚える。主人公だけ都合よく処女のまんまってところもなんかいい。続刊はないの? ないだろうなあ。2013/04/06
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- 戦空の魂 12巻