内容説明
2032年。地球艦隊は敵・宇宙怪獣の大集団により全滅寸前のところを、未完成のガンバスターで出撃したノリコの奇跡的な活躍によりからくも敵の侵攻をくい止め、旗艦エクセリオン一艦のみ生還した。だが、10年の月日が流れた地球でノリコ達を待っていたのは、トップ部隊解散と戦いを諦めた人類の地球脱出計画だった。戦いで死んだ仲間を想い10年のギャップに悩むノリコ。オオタとのむくわれない愛に心痛めるカズミ。しかし、その時宇宙怪獣の大集団が再び太陽系に迫りつつあった。この危機に、宇宙放射線病に冒されているオオタは、自らの病をかくし、ガンバスターによる太陽系防衛計画を提案するが…。努力と勇気と根性のロボットスペクタル大河ロマン感動の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ank
2
完結編は主人公と一緒に悩みながら読みました。 宇宙空間にいることで地球上とは違う時間の流れに生き、友人たちから取り残され居場所がなくなっていきます。 さらに人類が生き延びるために、宇宙を破壊することは正しいことなのでしょうか? 下巻はお色気少なめで苦悩の連続です。 そのぶん読み応えがありました。 残念なことがひとつ…挿絵のタッチが変わってしまい(描いた人が変わり)おいっ!て感じ…不満はそれだけ(^_^)v それと本に顔を近づけると懐かしい匂いがします。 インクの匂い♪ 今の本も嗅いでみまし2016/01/01
長谷川
0
キャラクター達の関わりや、それぞれの思いを掘り下げていて、物語に深みが増した。用語や現象も理解しやすくなっている。2012/03/10