目次
スーパーヒーローはなにゆえにスーパーヒーローとなりえたか
39話の中に描写されたパラドックス
怪獣少年が見た怪獣への考察
憧憬と渇望のおねえさん・私論
戦わないヒーローを演出する実相寺昭雄の哲学
形而上学的なウルトラマンファミリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
7
《私-図書館》ウルトラマンってやはり面白い。表紙が好きで トレンチコートを着たウルトラマンが中華そばを食べてるイラスト最高!2018/02/01
がんぞ
5
昭和41年開始のウルトラマン、46年の仮面ライダーは昭和三十年代生れ男子の二大ヒーロー、ライダーは月光仮面←スーパーマンの系譜/巨大ヒューマノイドは東大寺盧遮那仏の更改か?光る肌と無表情の慈顔/ウルトラQに続く毎週放送で「夢かと思った」小学生時分の著者の将来の希望は「怪獣スター」。怪獣は「大きく奇怪で凶悪」ストロング志望/「正義の味方がモンスター的に大きい」ことががオリジナリティとして、シンプルな身体、無言無表情、スペシウム光線が三大魅力とする/Qは白黒。マンからはカラーとなり今見ても色褪せない特撮ドラマ2021/01/04
KANEO
1
80年代に書かれたウルトラマンの考察本。全体的に軽い語り口で面白おかしく、ときにはマジメな考察を楽しませてくれます。合間合間に度々語られる怪獣少年だった著者の当時のウルトラマンの印象や、それにまつわる想い出話が興味深くて面白い。これはリアルタイムで体験した世代の方だからこそ。本書が書かれてから早20数年、ウルトラシリーズはさらに広がったんだなあと思い知らされます。しかし特撮・教育番組のお姉さん考察までするとは恐れ入った(笑)。2012/11/15
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- 洋書
- AFRIQUE 3.0