目次
第1部 高齢社会と年金(寿命の伸長と出生率の低下;人口構造の変化 ほか)
第2部 平成16年~平成24年改正の概要(平成16年改正の背景と課題;給付と負担の見直しの全体像 ほか)
第3部 公的年金制度等の基礎知識(公的年金制度の概要;公的年金制度の種類 ほか)
第4部 企業年金制度等の基礎知識(企業年金;厚生年金基金・適格退職年金 ほか)
著者等紹介
山崎泰彦[ヤマサキヤスヒコ]
昭和20年11月生まれ。広島県出身。昭和43年3月、横浜市立大学商学部卒。社会保障研究所研究員、上智大学教授、神奈川県立保健福祉大学教授を経て、神奈川県立保健福祉大学名誉教授。専門は社会保障論。公職:共済組合連盟会長、社会保障審議会委員(年金数理部会長、介護保険部会長)など
小野隆璽[オノリュウジ]
昭和23年8月生まれ。広島県出身。富山大学工学部卒。昭和47年、オムロン(株)入社。平成14年早期退職後、現在、年金事務所の年金相談員。社会保険労務士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCアドバイザー。千葉県社会保険労務士会東葛支部:東葛年金塾会長(講師兼任)。任意団体「東葛年金サポート」代表。全国社会保険労務士会連合会「社労士講師団」メンバー。経済法令研究会講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハンギ
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年金とは何だろう、と思って読んでみた。が、読んでみてびっくりした。国民年金と銘打っているが、「金を払わないやつは助けない」というのが基本的な姿勢であり、今の制度では25年間払い続けなくては支給されず、満額支給は40年間納めないとダメ、というのはさすがにどうだろう?と感じる。時系列で重要な改正を解説してくれており、特に民主党政権になってから、年金確保支援法と年金機能強化法が可決されたことをどう考えるべきだろう?年金制度は至る所で国民の間の分裂を助長させる制度かもしれない、と思われる部分もあって恐ろしかった。2012/10/31