内容説明
本書は、金融機関で融資業務に携わる方々を対象に、キャッシュ・フロー計算書の基本的な考え方と、企業審査にあたってのキャッシュ・フロー分析のポイントを、平易なかたちで紹介したものです。
目次
1 キャッシュ・フローを理解するには、まず何が必要か
2 利益とキャッシュ・フローはどう違うのか
3 資金繰り動向分析の重要性
4 資金3表とキャッシュ・フロー計算書の関係
5 経常収支とキャッシュ・フロー
6 キャッシュ・フロー計算書の仕組み
7 キャッシュ・フロー分析と融資審査
8 キャッシュ・フローを軸とした中小企業の財務管理の重要性
主要経営指標算式とその解説
著者等紹介
片山覚[カタヤマサトル]
1942年9月千葉県生まれ。1965年3月早稲田大学第一商学部卒業。1972年3月早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。1969年4月早稲田大学商学部助手。同専任講師、助教授を経て、1986年4月早稲田大学商学部教授、現在に至る。1996年4月~日本商工会議所簿記検定専門委員(現在に至る)。1996年11月~1999年10月公認会計士第2次試験委員。2001年11月~不動産鑑定士試験委員(現在に至る)
高江功[タカエイサオ]
1935年3月鹿児島県生まれ。1959年3月中央大学商学部卒業。1959年4月協和信用金庫入庫。1983年5月理事。1992年5月常務理事。1999年1月同金庫常務理事退任
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