内容説明
「不良債権処理って何だろう」「どうやって不良債権を処理するのか」「デット・エクイティ・スワップって何か、何故どうやってやるのか」「不良債権の証券化って何だろう、そんな商品は安全なのか」。不良債権という言葉が溢れているのに、これらの疑問に答えられる人は多くない。本書はそんな問題に丁寧に答える。不良債権処理にこだわった珠玉の名著である。
目次
第1章 本書の対象
第2章 法律による不良債権の分類
第3章 不良債権の「処理」(いわゆる間接償却)―貸倒引当金の計上
第4章 不良債権の「最終処理」(いわゆるオフバランス化)―償却
第5章 債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)―不良債権処理と企業再生
第6章 不良債権の証券化(流動化)
著者等紹介
須藤正彦[スドウマサヒコ]
弁護士(東京弁護士会)、あすか協和法律事務所パートナー。御厨小、協和中、足利高校を経て、中央大学法学部法律学科卒。東京弁護士会副会長、(財)法律扶助協会常務理事、最高裁判所司法研修所教官(民事弁護)を歴任。神奈川大学法学部非常勤講師を経て、国際医療福祉大学客員教授・評議員(現任)法学博士(1991年)
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