内容説明
本書は、金融監督庁が１９９９年７月に公表した「金融検査マニュアル（預金等受入金融機関に係る検査マニュアル）」に注釈的な解説を加えたものである。
目次
第１章 金融検査マニュアルの概要（金融検査マニュアル公表の経緯；金融検査の基本的考え方；金融検査マニュアルの基本的考え方と位置づけ等 ほか）
第２章 コンプライアンス態勢のチェック項目（法令等遵守態勢の確認検査用チェックリスト；法令等遵守体制の整備・確立状況のチェック項目；コンプライアンス実現のための具体的規定の整備状況のチェック項目 ほか）
第３章 リスク管理態勢の確認検査用チェックリスト（チェックリスト（共通編）による検査における留意事項等
リスク管理に対する取締役の認識と取締役会等の役割（バーゼル銀行監督委員会「銀行組織における内部管理体制のフレームワーク」原則１）
管理者の認識及び役割（バーゼル委員会原則２） ほか）
第４章 信用リスク等の管理態勢の確認検査用チェックリストにおける法的論点（優良担保と一般担保の定義と自己査定結果の検証ポイント；優良保証と一般保証の定義と自己査定結果の検証ポイント；保証予約と経営指導念書の自己査定結果の検証ポイント ほか）
著者等紹介
松本宗大［マツモトムネヒロ］
１９７１年生まれ。東京大学法学部卒業。弁護士。現在、長谷川俊明法律事務所所属。［著書・論文等］に「金融検査マニュアル下における『コンプライアンス・プログラム』作成ガイド」（共同執筆、金融法務事情１５６４号）他
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