内容説明
出征、敗戦。多くの戦友を失うも、生かされた命をもとに、戦後の闇市を経て日本最大級の食品流通チェーンをつくりあげた男が語る80年。残りの人生、再び祖国の復興のために立ち上がる。
目次
第1章 死んでたまるか!(耐え難きを耐え、忍び難きを忍び;私が生まれた時代 ほか)
第2章 焼け跡・闇市での彷徨(食料品なら勝負できる;信用してくれたご恩 ほか)
第3章 首相に直訴する(アメ横で宝の山に出合う;それなら直接輸入すればいい ほか)
第4章 思いをつなげる(一号店は大当たりだが;死にものぐるいで一〇店舗を ほか)
第5章 この命ある限り(八二歳の大手術;また拾った命 ほか)
著者等紹介
清水信次[シミズノブツグ]
(株)ライフコーポレーション代表取締役会長兼CEO。1926年、三重県津市生まれ。大阪貿易学校卒。陸軍に入隊、太平洋戦争従軍。45年復員後、清水商店を設立、56年清水實業(現・ライフコーポレーション)設立、社長に就任。以後、61年の大阪・豊中店を皮切りにチェーン展開する(現在は203店舗09年2月末)。84年には、東証、大証一部に株式上場。86年には藍綬褒章受章。80歳を超える現在でも第一線の経営者として活躍している。日本スーパーマーケット協会会長や、歴代総理が会長を務める日韓協力委員会には設立当初から参加し理事長を務めるなど公職も多数。日本武道館上級師範の資格を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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