内容説明
生きるために進化した野生のジャイアントパンダを追い続けた10年。NHK総合テレビ『地球!ふしぎ大自然』担当ディレクター書き下ろし。
目次
序章 野生のパンダを求めて中国へ
第1章 竹林での邂逅
第2章 パンダは究極のサバイバー
第3章 春四月、パンダの求愛
第4章 夏八月、パンダの出産、そして子育て
第5章 いま、パンダに何が起きているのか
第6章 ふたたびパンダに会う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maroa
8
著者はNHK自然番組の制作担当ディレクター。パンダの故郷中国現地の自然の中で撮った多くの写真も見ながら、考えさせられることや驚くことが多々あった。環境破壊など人間がしてきた過ち等が原因で、一時期1000頭を下回り深刻な絶滅危機に瀕したパンダ。その後の人々の努力で徐々に増え持ち直してきているという。飼育下のパンダでは絶対に観ることのできない野生の中での激しい戦い、想像つかない生き様。パンダは子供が自立すると親子でもほとんど接触し合わない…それは人間からすると冷たいとしか言いようがない…でもそれが野生動物。2018/09/11
ks3265
0
10年以上も前に出版されていた本でした。NHKのディレクターがパンダのとりこになり、中国まで撮影に行った。1990年代に中国に行くことは本当に大変だったと思う。でも仕事がてら行けて羨ましい。この番組は残念ながら見なかったのですが、野生のパンダの生の姿がとられているので、NHKのアーカイブにあったら見たいですね。2019/07/22
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