内容説明
ドジ、グズ、せっかち、ゆったりというコースを歩んだ私の人生。気持ちを温めて、頭を冷静にする秘訣。
目次
第1章 ドジとグズとせっかちは紙一重―なぜか「先送りの山」にあえぐ人への処方箋(「ムダな部分」も楽しむのがいい人生;性格より生活を見なおそう ほか)
第2章 「好きに過ごす時間」を取り戻そう―いつも一日がバタバタ終わる人への処方箋(「忙しいのにゆとりがある人」の考え方;時間不足を嘆く人に「不足している」もの ほか)
第3章 モノを減らすとグズは減る―とかく「あれもこれも」と欲ばる人への処方箋(「すぐやる」コツを覚えよう;「本当のムダ」を見なおす ほか)
第4章 気持ちの切り替え術を再点検―ついついミスを引きずりがちな人への処方箋(気がつくとグチをこぼしている人に;「自分が好き」とスッキリ言えない人に ほか)
第5章 「自分をほめる」習慣を始めよう―なかなか「満足」ができない人への処方箋(ミスこそ「上向き人生」のパートナー;休めない心に効くクスリ ほか)
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年東京生まれ。慶応大学医学部で精神医学を専攻。医学博士。斎藤病院理事長。日本精神病院協会名誉会長、アルコール健康医学協会会長、日本ペンクラブ理事、旅行作家協会会長など多数の役職を兼務する。明敏な頭脳と柔らかい発想で、人生を上機嫌に生きる名手である。テレビ、雑誌などへの露出度も高い。87歳の現役精神科医として週3日は診察する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
智湖
25
斎藤茂太先生は生き方上手。自分を「幸福体質」に変えていこう、人生、楽しんだ人が「勝ち」なのです、と。 印象的だった哲学者アランの言葉。「悲観主義は感情だが、楽観は意思である。強い意思をもち、楽観論をもとう。」2020/05/15
さきたそ
0
「ドジやグズは生まれつきではない。性格、気質の問題ではなく、生活習慣から生まれたものである。つまり、日ごろの行動や考え方のクセであるのだ。」 の言葉と共に、作者の理想の行動や考え方(すなわち生活習慣)とときおり行動の実行方法が書いてある。 この生活習慣が、遅刻はしない、24時間以内に返信、楽観的に生きる等のかなり基本的なものになっていた。 ドジ、グズ、せっかちの気質は生まれつきのものである。 しかし、これらによってマイナスの結果を被るのは生活の基本的なことができていないから、だというこ2011/09/27
灯香里
0
奥さんに対する記述が時々あるが不快。2021/06/21
-
- 和書
- 葬儀あとのガイドブック