内容説明
本書は、多くの患者さんに日夜接している虎の門病院のベテラン医師が執筆したものです。健康が気になる中高年層の方々のために、そして青少年層や小児も含めて注意したい病気やかかりやすい病気を取り上げ、その症状や治療法、そして病気にならないために日頃留意する点について、豊富な経験をもとにまとめてあります。
目次
1 健康の基本は、生活・食事・運動の良い習慣から
2 健康とお酒、タバコの関係
3 充実した気持ちをもつために
4 年齢と一緒に忍び寄る病気
5 消化器系のトラブルがなぜ多いのか?
6 どこにでも起こるからだの故障
7 手術のために安全な輸血を!
8 もっと薬のことを知ろう!
9 看護のこと
著者等紹介
秋山洋[アキヤマヒロシ]
昭和6年千葉県市川市生まれ。昭和30年東大医学部卒業。フルブライト留学生として米国留学。昭和49年虎の門病院消化器外科部長、平成9年より同病院院長。冲中記念成人病研究所常務理事、日本病院会常任理事・国際委員長、アジア病院連盟理事などをつとめグローバルな立場からも医療問題に提言を行っている。専門は食道がん、胃がんなどがんを中心とする消化器の外科で、多数の手術をおこない、さらに新しい手術方法を考案するなど国際的に高く評価されている。そのすぐれた治療実績によって平成5年中山恒明賞受賞。つねに明るく親切な病院であることをモットーにしている。そして、患者さんにとって何が一番大切かを考えたとき、高い医療水準を保つことが医療において何よりも重要である、と考え実践している
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