内容説明
裸一貫から日本一の食品スーパー「ライフ」196店、和食レストラン「華屋与兵衛」110店、年商4000億円を築き上げた男の痛快な生き方がここにある。
目次
第1章 すべてを失った焼け野原で(闇市の中にみなぎっていた活気;軍資金をつくり、いざ商売へ;石原珍海堂の厚情に涙する ほか)
第2章 闇市での奮闘、「清水商店」再興へ(第二の人生の出発点となった鳥羽の浜辺;鮮魚を仕入れて大阪にトンボ返り;闇屋としての初商売で大金を手にする ほか)
第3章 新天地・東京での成功と危機(自分を突き動かしたのは「小成に安んじない心」;アメ横で見つけたビッグチャンス;直接取引、さらには輸入に進出 ほか)
第4章 「良国」という新しい国づくりを(唐突な陳情に耳を傾けてくれた鳩山首相;よく遊びよく働いた青春時代;料亭・中川では「パインちゃん」と呼ばれる ほか)
著者等紹介
清水信次[シミズノブツグ]
1926年三重県生まれ。大阪貿易学校卒。44・45年陸軍、太平洋戦争従軍。45年復員後、清水商店、56年清水実業設立。ライフストア、ライフコーポレーションと社名変更後も社長を務め、食品中心のチェーンストアを展開。82年株式上場後、会長に就任。88年より社長を兼務し、現在売上高4000億円の日本一の食品スーパーに育て上げた。86年、日本チェーンストア協会会長に就任、売上税反対の陣頭に立ち活躍する。99年には食品スーパーの団体「日本スーパーマーケット協会」を立ち上げ、初代会長に就任。現在、和食レストラン「華屋与兵衛」会長兼社長、(財)国策研究会理事長、(社)全国スーパーマーケット協会名誉会長、日本チェーンストア協会常務理事、日本小売業協会常任理事、日韓協力委員会副会長などを兼務。著書に「時短は国を滅ぼす」(ネスコ/文芸春秋)。「清水信次の日本大改造私案」(騎虎書房)がある
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