内容説明
日本国内を政治的混乱に導き、日米関係に大きな亀裂を生じさせる。そして米国から離れた日本を牛耳る―中国共産党の対日強硬派は、自分たちのシナリオを試す時が訪れたと確信する。2019年、中国は日本周辺海域に複数の潜水艦を送り込み、海自護衛艦「あさぎり」を撃沈。さらに石垣・宮古方面での航空攪乱作戦で海自艦を翻弄し、中国軍は尖閣上陸作戦に成功した…。国民の多くが東京オリンピックの夢に浮かれる日本に、中国工作機関の影が忍び寄る!
著者等紹介
中村ケイジ[ナカムラケイジ]
1962年生まれ。陸自少年工科学校中退、海自第七期一般曹候補学生、海自第一術科学校普通科電子整備課程修了。同志社大学文学部中退。テクニカルライターを経て『有事』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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