内容説明
昭和17年6月5日、ミッドウェーに空襲をかけた南雲率いる機動部隊が米艦載機の攻撃を受ける。その時、南雲はすでに第二次攻撃隊を出撃させていた…。破竹の勢いを続け、積極作戦を唱える海軍に対して陸軍の不満が高まる。海軍の横暴を止めるべく陸軍部や陸軍省の将兵を中心にある計画が画策される…。ミッドウェー海戦後、日本軍はソロモン諸島に部隊を進出させる。一方、アメリカ軍は米豪連絡線を維持しながら、日本軍を消耗戦に引きずり込むことを目論む…。帝国必勝の道を探る大型仮想戦史が、ここに開幕!
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
昭和32年生まれ、福岡県出身
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
昭和43年生まれ、東京都出身。テクニカルライターを経て作家デビュー。太平洋戦争や戦国時代を舞台とする架空戦記を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ikedama99
3
今度は、このシリーズかな。最新刊があるので、それに向けてのスタート。7.28事変が一つの鍵である。でも極端かな?2018/07/05
ikedama99
3
本棚から取り出して、再読。戦いの流れから、一気呵成にいくイメージはなかなか面白く読めた。すぐ、続きへ2018/02/26
ノーネーム
3
南雲中将が、本当に水雷畑か、と思ってしまうくらい活躍します。2016/09/20
YS-56
2
転換点での勝利は劇的な世界線の変更へ。はたしてこの道は勝利へと続いているのか。2016/09/13
zaku0087
0
なんだか今回は、羅門中岡コンビがうマック行っているような気がする。話のテンポが速いのがよろしいのだな。果断な決断をする天皇に押された形での、帝国政府の改造とミッドウェイの作戦成功で、世界はこんなに変わっていくものかと。帝国対米国が、一方的な勝負にならない、なかなか良い具合になっていきそうで。次巻が楽しみ。2018/12/26