内容説明
大艦巨砲に見切りをつけた山本五十六は、日本の航空技術の進展を図り、海軍の航空機を純国産機で一新することを決意する。さらには海軍の空軍化も目論む。昭和16年12月8日、輸送船団を護衛してクェゼリン環礁に向かっていた第一航空戦隊と、米第8機動部隊との間で戦闘が発生。日米は互いに宣戦布告し、太平洋戦争に突入した。日本軍はマレー、蘭印、ニューギニア、ニューブリテン島を制圧。そして反撃に出た米第16機動部隊と、山口多聞少将率いる第二航空戦隊との間で南太平洋海戦が勃発。二航戦は空母雲龍と蒼龍が大破する損害を受けたが、米空母エンタープライズとホーネット、ワスプの雷撃に成功した…。書下ろし長編仮想戦史、シリーズ完結!
著者等紹介
和泉祐司[イズミユウシ]
1944年生まれ。東京理科大学卒業。コンピュータ会社で基本ソフトウェア、教育システムの開発に携わる一方、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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