内容説明
欧州で勃発した第二次世界大戦に日本帝国は空母と戦艦を派遣。派欧艦隊は地中海、黒海、バルト海の作戦で活躍し、ソ連艦隊の根拠地陥落に成功する。爆発事件でヒトラー総統をはじめとする幹部が死亡してナチス党は崩壊、ドイツは連合国軍と休戦講和した。スターリンが独ソ国境線を越えて侵入するが、ドイツは英米日軍と共闘して赤軍を撃退。連合国軍はレニングラードを無防備都市とし、さらに首都モスクワを落とし、遂にソ連は無条件降伏する…。東シベリアには日英の協力によりロマノフ朝の末裔を国王とする東方ロシア帝国が建国された。しかし、国土奪回を目論むロシア連邦のフルシチョフ大統領の野望により世界は今、激動する。書下ろし長編仮想戦史。新シリーズ。
著者等紹介
高貫布士[タカヌキノブヒト]
1956年生まれ。神奈川県出身。学生時代に軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出夫氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト・作家として活躍する。著書にはノンフィクション、フィクション多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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